トンネルを抜ければ、そこは雪国だった!
さて、あと二十キロ!
いえいえ、そういそがずとも、建物は逃げ隠れはしませんよ、
まず雪景色を楽しんでから行かれたらどうですか。
雪の命は短くて、 ですから、
雪国スポット① 赤い柿、白い雲と山、青い空、赤白青のそろい踏み
次にここ!
それから、和久伝の「森の中の家」、、安野光雅さんの絵と安藤忠雄さん設計の美術館。
文句なしの一級品です。四時半まで入館可能。これくらいの時間がしっとりとしていいですよ。
それにしても、和久伝の女将の桑村さん、ちりめん景気て゛栄えたんです。
山の村から降りてこられたのもこのちりめんがあったから。でもガチャンの衰えとともに傾いた料亭、京都転出によってその経営を立て直しなっただが、それにしてもようここまでやんなったもんですなぁ。
雪国人間のしぶとさなんですかねぇ。
♪たんごの町に松植えて一の枝には野村さん、二の枝には桑村さん、わしもなりたや三の枝、すととんすととん♪
機音の中に混じる宴会歌の手拍子が聞こえそうな夕景色。
(上 河島英子さん作 絵葉書)
これからゆっくりカニ!、ですな。