宮津エコツアー · 畑の山親爺

畑の山親爺

2012/05/26
「なる」と言う地名は、丹後各地にある。畑の「なる」は成相山の山麓にある。里からは、一つ向こうの谷になる。そのため、直接は見えない。小さいが峠を越えていく。

山親爺は、その峠の切り通しの右手に立っている。

ご機嫌はあまり麗しくないようだ。

20年ごとぐらいにかまってくれたが、とんと音沙汰がない、どうなってんだと。

山親爺の下には、檻がある。去年は熊が入った。そこを右に上がれば、成相寺へ、左の先には、「なる」田んぼが広がる。

圃場整備をした、整然とした美しい棚田だ。

この田を潤す湧水の一つが、観音名水。里では、末期の水としたほどうまい水だ。

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