宮津エコツアー · 里山世屋の守り神、いだてんさん

里山世屋の守り神、いだてんさん

韋駄天・いだてんさんなんだそうです。

DSCF2923いだてんさん

某禅寺の鴨居に祀られて、訪れる善男善女を見守ってらっしゃいました。

DSCF2914いだてんさん

ちなみに韋駄天さんとは「特に伽藍を守る護法神とされ、中国の禅寺では四天王、布袋尊ととも山門や本堂前によく祀られる。日本の禅宗では厨房や僧坊を守る護法神として祀られる。また小児の病魔を除く神ともいわれる。密教の曼荼羅では護世二十天の一尊として西方位に配される。韋駄天が釈尊のために方々を駆け巡って食物を集めたとの俗信に由来して、「御馳走(ごちそう)」という言葉が出来た。」とウィクペディア。

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叱り励まししながら見守ってくださる存在が何かにつけ希薄になっている今日ですが、それだけに、尺にも満たない大きさではありますけれど、相撲のお関取衆、夏冬のオリンピックすべての種目のメダリストたちの肉体と精神とを煮詰めて一つの形に作り直したとしたら、こんなお姿になるのかなぁと圧倒されながら、ほれぼれして拝見しました。

さて、善男善女が聞き入ったのは梅木さんご夫妻のお話。

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視力も聴力も与えられないで生きていきなさい、だれが彼女にそんなことを強いたのでしょうか。

コピー (1) ~ とも254

「小さな村の暮らし方」それが神ならむごすぎる運命を与えられた女性と、人とはなにか生きるとは何かの根本を探り続けることを自らに課した男との暮らし、握り合う手の指で交わす二人の会話は、梅木さんの翻訳で、私たちに伝えられます。

研修ではないのでレポートは必要ないのだけれど、紡ぎだされるエピソード一つ一つがサンドペーパーみたいなものですから、何となく聞きながら、

生きるとは生かすこととみつけたり、、韋駄天さんも聞き入ってらっしゃるように見えたり、梅木さんが韋駄天さんに見えたり、二人の愛の世界の深さに目をつむり聞き入ったことです。

韋駄天さん、これからも、見守ってくださいよ、せやの里を!

 

 

 

 

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