たたかひを
知りたるゆゑに
待つ未来
たとへば若草の香のごとく来よ
「たたかひを 知りたるゆゑに 待つ未来 たとへば若草の 香のごとく来よ」、宮柊二さんの歌です。
卒業し旅立つ先輩とのお別れ会を兼ねた「里山フィールド探究」に汗をかいてくれている様子を見ながら、
「たたかい」「未来」「待つ」「若草」「来い」、、こんなキーワードを持つ歌を贈りたくなりました。
去年汗して葛や笹の根を取り除きよみがえらせた岡ノ前の棚田の土は、すっかり柔らかくなって耕運機を素直に受け入れてくれて、菜の花とチューリップと、そして卒業記念の桜を植えることができました。
~『春風が 日差しを運ぶ 今日の日に』H30,3,18 宮津高校フィールド探究部~
学問には直観力が必要だ、それを養い培うのは山だ!と山極京都大学総長。人と自然について、学びの原点を里山に置いた部活動の理念とビジョンは正しいのです。ことしもさらに充実したプログラムが提供できるように頑張らないとと思いました。