サクラ開花情報をがニュースで流され始めると、松尾の桜は咲いたかと観光協会に問い合わせがあるというのです。
しかも、ひっきりなしに。
日本人をほろりとさせる言葉ベストツーをというなら、「一」と「サクラ」が入るのではないでしょうか。
その「一本桜」と若狭湾のパノラマ景観の組み合わせは最強です。
ので、ひっきりなしに、というのもわからなくもないのです。
さて、そこで2018・三月三十一日の状況。
つぼみほころぶ!でしょうか、
「サクラ全線が新潟県くらいに北上したころ」を目安にされたらいいと思いますよ、標高400mぐらいなので。ただ、今年は早く咲きそう、四月十日隙過ぎたらチェックされるたらいいんではないでしょうか」とお伝えしています。
ただ、心配なのは、つぼみの数の少なさ。ソメイヨシノの雲のような花姿が今年はどうかしら、、、というところです。
さてその② この一本桜は、かなり高齢樹。あちこち痛んでいるところもあります。その辺が木の勢いに反映するのかもしれません。
こういうところに新設される森林税活用などで手当てしてあげればいいんですけれど。さらに、寿命は寿命、次世代樹を準備しておいてやることも必要だと思いますよ。雲のような花姿もいいのですが、サクラとしては短命なソメイヨシノでなく人の基準でない時空を超える時間に耐える樹種を考えることも必要かなとも思います。