蟾酥、、、、なんと読むか
「センソ」と読んで、ヒキガエルの分泌物をつかった生薬なんだそうです。
雨の日の縦貫林道を歩いてらっしゃいました。
このヒキガエル、けっこうおもしろい生き物なんです、
まず、木に登ります。
アマガエルやモリアオガエルのように足の先が吸盤をもちません。
使うのは指先の爪、四つ足でよっこらしょよっこらしょと。
登っているのは、京都府一番の大ブナ、この木を住処にしているのならなかなかツリークライマーです。
また、この個体がアズマヒキガエルかニホンヒキガエルかということになると、近畿日本海側はアズマヒキガエルということだそうです。
雑学をもう一つ、天敵はヤマカガシ。このヘビはヒキガエルを食べてその毒を毒を頸部皮下に溜めて使うということです。ヒキガエルが生息しない地域のヤマカガシはこの毒を持っていなくて、そのヤマカガシにヒキガエルを食べさせると毒を分泌するようになるということです。
なので、ヒキガエルの生息する丹後のヤマカガシには要注意。