日置田圃は緩やかですが、棚田たんぼです。
畑川と世屋川からの土砂の堆積した扇状地に開かれたためです。
扇状地といえば、大宮町森本トンネルを京丹後市側へ降りる溜め池。
絵に描いたような教科書そのままの扇状地を、先の集中豪雨が作ってくれました。
こちら日置の扇状地地形形成については、源流のせや高原が地震などで地盤がゆるんでいたところにそんな集中豪雨がおそい、大規模な地滑りと土石流が発生したことによるという説があります。
ここに米作りの技術をもつ渡来人が村をなし、緑の水田に変える歴史が始まったのですが、!それは、2000年前のことだろうと推定されています。
ちなみに、ここから海にあふれた土砂は北東から南西への海流にはこばれ、天橋立を形成したということです。