出会い頭でした!
なんでこんなところにいるんだよとばかりに鎌首をもたげ、チョロチョロ舌を出し入れしにらみつけて来たヤマカガシ、
彼は、天敵に襲われたりびっくりしたときにはと、背部をコブラのように広くして威嚇するというのは、本当でした
ふといやつやなぁとびっくりしましたがびっくりさせるそれがねらい、相手に背中をさらして自分の警告色を見せ、毒があるとアピールするためといいます。
会った場所は草刈りがていねいにしてある畦。
草が刈られているため、かれも、身をさらすことになったわけです。
ヤマカガシとは、山の案山子ではありませんよ、これは押さえておくべきです。
インタビューしたところによると、「『かがし』とか『かがち』というのは古語でへびのこと。『かが』だけでもへびの意味。『かがみ・鏡』というのも『かが見』、『かが目』、蛇神が鏡を通して霊力を及ぼしていると考える信仰からきたともいう」
さらに「お百姓がこれだけきれいに畦の草を刈るのか知ってるかい?」とやまかがしくん。
「水田の周りに雑草地などがあると,カメムシたちが水田へ侵入する,そいつらは、差し込んだ口から唾液を出し、中の子実を溶かして吸い上げ斑紋を作るのだ、そういう色の付いた米粒が1,000粒に米粒が2粒以上入っていれば1等米から2等米に落ちるというから、生活がかかっているわけだ。」
そういうことを教えてくれて、草むらに消えていきました。
そういうわけで、今が、一年でもっとも棚田が美しい時なんですよ。