丹後縦貫林道のモミジを見たら、よその紅葉どもみとられへんで!
えらいお褒めの言葉をいただいたものです。
お褒めの言葉は眉につばをつけて聞け、といいます。
けれども、日本晴れとはこういう日和をいうのかと思えるほどの今日、せや高原の木々たちのもみじ祭は、その賛辞がけっしてお世辞ではないと誰の目にもそう映ったのではないでしょうか。
落葉広葉樹の樹種が豊富で、それぞれの葉の色が黄紅赤茶と色目が豊かなこと、大気高原の冷え込みで発色がいいこと、大気が清澄なことなどが関係しているのでしょう。
丹後縦貫林道のもみじ祭、あと一週間は楽しめますよ。
「枝々を 透きて日の照る 紅葉かな」久保田万太郎