「みごととほめてくれるのはいいけどさ、」
「手を伸ばして食べてくれないか、おれも褒められてうれしいのは色じゃない、味なんだから」といっているようでした。
採り手、食べ手をうしなった柿と空き家の増加は比例しています。柿についても、どうなんでしょう、この木の柿は自由にお採りくださいとつまり登録制にして、先を割った竹の竿とお持ち帰り用の袋も添えて立て札を立てておく、というのは。
食べてみてくれというお言葉に甘えて一つ熟柿をいただきましたが、甘露甘露、丹後にカニを食べに来て、柿がご自由になんていわれたら、兼好法師もびっくりしますよ。あらためて自由採集柿の木登録制度を、熊出没防止対策をかね、地方と都市を結ぶ里山活性のアイデアとして提案したいと思いましたね、
おそらくコッぺも大賛成。
「某市なんか早速議会で取り上げ実行にうつされたらどうですか。」
「柿を投げつけられるのはごめんだけどさ、車を止めて、おじいさんがお孫さんにこうして柿をぼったんだよと話す姿が浮かんでこないかい。」
「どっかの新聞に数年後にゆうばりなんてかかれてないで、天橋立世界遺産登録に向けて、ひとりでもなんとしてでも、応援団を増やしましょうよ」、と。