二株のケヤキの間に杉を抱き込んだ、いずれも胸高周径300cm以上の巨樹
興味ぶかいのは泉がこの木の根株から湧いていること。
この泉と巨樹、大納言小豆で有名な伊根の薦池にあります
山の中の里につく「池」の文字の由来の泉かもしれません。
さて、この薦池に関して有名なのは、鬼は外福は内、という節分定番の鬼払いをしないこと。
こんなことが言い伝えられています。
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むかし、むかし、薦池村の庄屋さんが大江山の元伊勢に参拝に行った帰りに雪で遭難してしまいました。その時、夢か現か、鬼が現れこういいました。「節分に豆をまかないでくれたら助けてやろう。」庄屋さんが約束すると、「約束を守るなら、村を火から守ろう。」鬼はそう言い残して去りました。「庄屋さんの言うことなら間違いあるめぇ。」以来、薦池では鬼は神様。村人たちは鬼を信じ、節分がありません。
「実際、焼畑で延焼しかけた時、突然強い雨が降り、火が消えた。本当に鬼が村を守ってくれた。」と村人は、今でも鬼の伝説を語り継ぎます。
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間もなくその節分、しかし、今冬は明日から三月!と言われてもそうだね、はやいもんだと頷いてしまいそうな1月31日です。