ゴールデンロード
{こ、こっ、これは、、、!}
ええ、そう、こけこっこ、知っていますよ、
しかし、あえてこの人、、、
(フェードイン)
、、、、、、、、、、、
「だれか行ってくれませんか?」
どこですか
「にほんです」
どんなとこですか
「乾燥しています、水けはありません、土は固いです、肥料気は皆無のところです」
土はどんな性質ですか
「強いアルカリ性でしょう、コンクリートやアスファルトの側ですから。そして、誰の世話も期待することは出来ません」
みんな尻込みするなか、黄色い美しい花が手をあげました、
わたしが行きます!
『日本は光と緑と風の国と聞いています、わたし、アルカリ性好きです、水、肥料、大丈夫です、ぜいたくはいいません、人の世話にもあまえません、がんばります』
彼女のミッションは、つまり、土作り。
『火山の溶岩でできた小笠原諸島の大地は長い年月を経てどうやって現在のような土ができたのか、私は不思議に思っていました。そこに「グリーンセイバー/研成社/岩槻邦男-監修」という本が勉強になったので少し紹介します。
できたばかりの溶岩には貧栄養にも耐えられる地衣類やコケ類などが侵入して最初の有機物を残します。その後、岩の風化や微生物による空気中の窒素固定などとともに徐々により大きな植物が侵入するようになっていきました。土壌がうすくて保水力に欠けるうちは草原、だんだんと土壌が発達してくると森林が成立できるようになるといった具合です。植物の根は岩の隙間に侵入して風化を促進するいっぽう、分解された植物の遺体(有機物)と風化された岩石の細かい粒子が混ぜ合わされて土壌が生成されていき、土壌は少しずつ厚くなっていきました。
土壌は生態系の中では環境構成要素ですが、こうした地球環境は生物から働きかける環境形成作用でつくられてきた面が大きいというお話です。』
「空の青と雲の白と明るい緑を失いかけて、コンクリートの砂漠になろうとしている。心の荒廃からすくわねばならないのだ」
(フェードアウト)
ええ、知ってますよ!
♪じごく谷とや■■谷は、、♪
縮緬女工がかっては唄ったこの町の思い出の哀しさは、どうしたら払拭できるのですか!
都市化による荒廃と里山の崩壊の狭間で、日本を明るくフラワーアップするミッションを、見事に果たしているこの花の罪を誰がとがめることができましょうや!
♪あーぁあー 君の名は 金の卵を産むという その名も その名も おーぉぉーぉおうきんけぇーえいぎくぅー♪
ここにも、畦に咲いた一株。
あたりには草を刈る人影。
刈られるだろうなぁ、と思っていたら、残っているじゃありませんか!
殿、お切りなされ!
わ、わしには切れぬ、
なにを弱気なことを、謀反人の娘ではありませんか、
切れぬ
何ゆえでござる
愛しいのだ
我が細川家の存亡にかかわりますぞぉ、
ええい、なにを女々しいことを殿がお切りにならぬなら、わしが切りまする
ならぬ、玉を切る前にわしを切れぇ
忠興さまぁーそこまでおっしゃるなら、お隠し致しましょう
いずこに
あの「美土野」でござる!
、、、、、、、、、、、、
「生かしておけ!」
「刈るには惜しい花じゃ」
畦に咲く一株を巡って、下された判断!
作物の良くできる土はどうやって造られていくのかを知り抜いた、日本のお百姓の粋な心意気がかんじられて 、気持ちが温かくなりました。
とはいうものの、冷然と立つ法律の壁。
、、、、、、、、、、、、
おばあちゃんは、この花が好きだといいます、いつも仏様に供えています、私もこの花が好きです、この花は、朝は朝日の方をむき、夕方は夕日の方をむいて咲いています。学校の行き帰りに、行ってらっしゃい、おかえりと声をかけてくれるようで元気がでます。しかし、このお日様の花を、抜いたり刈ったりしてくれといわれています。おばあちゃんも、それはおかしい、といっています。私も哀しいです、どうしてなのか、ほんとに納得できないのです、、、、、
「美土野」創り、美観、人の心のありようにもふれていくこういう問題については、疑問に耳を傾け、批判も受け入れる説得と納得の丁寧な過程を踏むことが大切なのでしょう、
こういうときこそ「シンポジウム」!