この子、あんたのたんぼでめんどうみてやってもらえんか!
その返事!
「いらんちゃ」
稲が大好きなんだ、この子!
これ、少なくなって、もうほとんど姿を見られなくなったやつなんだ!
原因はこれ、
こいつがこの子の仇なんだ!
けれど、姿勢は変わりません、
そうなんです、水面を一面覆い尽くすほど繁殖力が旺盛で、そのため水温はあがらんし、肥料は吸い取られるし、というのが理由です。
「あかんちや!」
とりつく島もありません、
厳しい自然には厳しく対しなければ暮らせない!
そうでければ、里山で本との米作りなど出来るわけありません。
気持ちよく納得しました。
とはいうものの、サンショウモ!
絶滅寸前種 京都府内において絶滅の危機に瀕している種
選定理由 昭和40年代以降激減し、府内の残存数はわずかである。
分布 本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸、台湾、インド北部、ヨーロッパ、北アメリカ。
◎府内の分布区域
北部地域(絶滅?)、南部地域(山城中部地域)(1ヶ所)。
生存に対する脅威 水田への除草剤の使用、水の富栄養化。
必要な保全対策 上記の原因を排除する。人工栽培は比較的容易なので、自生地を復元することも可能である。
あーぁあ!サンショウモ、どこへいく!
保全対策委託管理費でも創設したら、協力してもらえるのでしょうか。