街路樹三大要件!
花が美しく、耐病性もあり、必要以上に大きくならない
サルスベリ、
百日もさきつづけているのに、1つ1つの花は一日花
・・・花は朝開いて夕方には落ちてしまうのだけれども、咲き続けるように見えるのは、ツボミを多く付けるため。
丹後人にとって、和名よりおもしろいのは英語名。
クレープマートルCrape myrtle
花弁がちりめん(crape)のように縮れているギンバイカ(myrtle)。
散れば咲き散れば咲きして百日紅 加賀千代女
炎天の地上花あり百日紅 高浜虚子
さて、丹後の三大サルスベリの大胆リストアップ!
1 上世屋の棚田跡に咲く一本サルスベリ
3つめは、 蒲入の「夕子サルスベリ」。
※田坂監督が映画「五番町夕霧楼」撮影のために京都から移植させたものといいます。
「夕子いて 百日紅よし 海青し」 田坂監督
『映画「五番町夕霧楼」とサルスベリ・・・夕子が思い出すのは、故郷の海から見上げた場所に咲く「サルスベリの花」。原作者の水上勉は「女主人公の薄幸な生涯を象徴させようとするには、百日紅がふさわしいと思えた」と記している。この原作を映画化した田坂具隆監督は、サルスベリを京都の植木屋から現地に運ばせて移植し、ラストシーンを撮った。真っ赤な百日紅の色、その色の襦袢を身につけた夕子の息絶えた姿が見つかったのは、その百日紅の木の下であった。』 (樹木シリーズ49 サルスベリ | あきた森づくり活動サポートセンター)
このラストシーンが撮られたのが、蒲入だといいます。
ただし今の残っているのか、銀幕に残るだけの幻の木なのか、確認したいです。ご存じの方は情報ください
※ 行ってみました。それらしきものは見あたりませんでした。「夕子サルスベリ」はどうやら幻のよう。
あらためて、三つ目、伊根町筒川・成のサルスベリ
20本以上の木がお墓を取り囲むように咲いています。
その他、
日ヶ谷、蓮苑への大西坂のサルスベリ並木がいい感じになってきています。
、、、
「サルスベリ 咲かぬ寺無し 青き空」、
そんな「サルスベリ寺」では、日置の妙圓寺ですか!
樹も大きい。
4本株立ちで、計測すると、90,40,70,70各cm計270cm。
銘木だ。