40度に迫る苛烈な暑さは、一瞬で気力意欲を奪います。
そんな真夏のじりじりと刺す日差しを楽しむかのようなゆとりは、真夏最強の左うちわ花。
「利き手でない左手でうちわや扇をゆっくりと使う姿は、あくせく働く必要がなく、ゆったりした生活を送っているよう見えるため、「左うちわ」や「左おうぎ」と言うようになった。※一般的に利き手が右手であることから。」
それにしても、完璧ですね。空の青 花弁の白、花中央の赤、そして、真ん中に雌しべ雄しべ!
高原の里の虫たちを確実に招きます。
高原ならではの澄明な大気のなかで引き立てあう空の蒼と花がピンクなら雲は白の組み合わせ、これはまさしく「花美世屋」、一見の価値ありですよ。