五十河の里の民家の庭先に咲いたフクジュソウ。
「まあ、あんた天気予報をみならなんだだきゃあな」という声が聞こえてきそうです。
今晩から大雪になるいうとるでぇ、と。
おっしゃるとおり、天気予報通りの強い寒波がきています、
さて、植物が、自分の開花ホルモンを出すタイミングを測るのは日照時間。寒暖積雪などを目安にしているのではないのだそうです。
フクジュソウが春の彼岸花と呼ばれる所以です。
五十河のフクジュソウは、2月18日、日の出時刻06時40分 日の入時刻17時43分。(京都府の場合)これにあわせているのでしょう。
これから日の出日の入りは、日々一分ずつ早くなり遅くなって、日照時間は、だいたい2分ずつ長くなっていくと言うことです。
里山は、植物それぞれに花暦を仕込んで、一年をデザインしているのですよ、とフキノトウ。
いや、おっしゃるとおりです。