まあ、おおきなんなったわなぁ!
この樹の胸高周径182cm。
環境省巨樹リストを見ると、アップは6本、192cmが最高周径。
なので、周径182cmの日置ハクモクレンは、間違いなく全国クラスの巨樹!
春の大噴水のように、大地の春の精気を吹き上げているといった風情です。
今年の開花は、3月15日。
さて、モクレン。その①
昔は「木蘭(もくらん)」と呼ばれていたこともあるが、これは花がランに似ていることに由来する。今日では、ランよりもハスの花に似ているとして「木蓮(もくれん)」と呼ばれるようになった。
その②
一口に、モクレンといってしまいます。しかし、モクレンとハクモクレンは別の者。白花のハクモクレンは樹高20mに達する高木で、単幹で幹が太くなりますが、紫花のモクレンは樹高4~5mほどの中高木で、株立ちになりやすく、やや横に広がります。また、ハクモクレンは、花弁は9枚で、開花後に葉が出るのに対して、モクレンは、花弁が6枚、開花中に葉が出て花が終わるころには葉に隠れてしまいます
この日置の暦花・ハクモクレンを見られたら、そのまま足を伸ばしてみませんか。上世屋まで八キロ、標高差400m。
上世屋の暦花、フクジュソウが迎えてくれますよ。