空も青 海も碧、花は藍
伊根街道は高石浜付近です。
《待つという時は藍色、、、、、と、俵万智さん。
ほう、、、で、なんと、、、「 六月の雨あじさいの花と私と」》
ほほほう!
、、、「 待つという時は藍色六月の雨あじさいの花と私と」、、、ですか。
この花色は藍色。
て゛万智さんと言えば恋歌の名手、相聞歌として、彼女は〈思いきり愛されたくて駆けてゆく六月、サンダル、あじさいの花〉という歌も。
こちらの花色は、、、行動を促す色と考えれば、赤系なんでしょうね!
アジサイの藍と赤の花色を相聞の歌と描き分けてらっしゃるところが、にくいです!
さらに、丹後とアジサイといえば、京の町家や、丹後、鎌倉・江ノ島の海をバックに描かれた『寅次郎あじさいの恋』。
「とても恥ずかしいことをしてしまいましたけど、寅さんならきっと許してくださると思います。風はどっちに向かって吹いていますか。丹後のほうには向いていませんか」(かがりより)
この場合のアジサイの色は、七色、、、心の複雑な揺れを、アジサイは表すことが出来ます。
丹後のどこに置いても物語を紡ぎもり立ててくれるタフで重宝な花の一つです。