2012/06/05
畑では、エンドウの花盛り。あと一月弱で食べられるようになります。
このエンドウ、昨年秋、10月下旬に蒔かれたもの。
厚い雪の下で冬を越しました。
(↑ エンドウ畑は照美さん~左橋~の下)
さて、「エンドウの歌」
えんどうの花の 咲く頃は
幼い時を 思い出す
家(うち)の軒端に 巣をくって
暮れ方かえった あのつばめ
えんどうの花の 咲く頃は
冷たい風が 吹きました
妹おぶって 暮れ方に
苺を取りに 行った山
今朝はつめたい 風が吹き
つばめが一羽 飛んでいる
えんどうの畑は 寒いけれど
わたしゃ一人で 帰りましょう
【作詞】金城 栄治【作曲】宮良 長包
戦前に作られた沖縄の歌です。
標準語の強要・沖縄言葉の排除という「皇民化教育」の中でも営々とした伝統文化を大切にする先生達に寄って作られた歌です。
冬を越えて花咲かせ、実をつけるそんなエンドウ豆に沖縄の姿が託されていたのでしょう。