物の怪たちが動き出す気配
人間たちの時間は終わるのだ
何かがうごめき始めていることを告げる雲と風と海。
丹後の魅力は、我が世の春と栄華を極めているニンゲンの姿がかき消される時間がまだあること。
それが、国定公園たる所以ではないでしょうか。
だから冬がすき、、、
でも、植物たちはそんな書生っぽい哲学にはつきあってはくれません。
(↑ 日置 モクレン)
彼らが計っているのは、ひたすら日の出と日の入りの時間と方位。つまり日照時間の変化。
ちなみに1月、1日に日の出は7;05、日の入りは16;56だったものが、31日には、日の出は16,56、日の入りは17;24へ。日照時間は、一月の間に37分伸びていきます。