名月の 薬師の巨樹に 宿り居り
ふるさとの タブの巨樹より 出づる月
タブの巨樹を神木にする大宮町奥大野の薬師堂は、里の東に立ち、月の出を待ちます。
西にたち 名月迎えぬ 薬師堂
名月や天の力を注ぎおり
「月は四季それぞれに趣がありますが、最も美しいとされるのは秋の月なので、単に「月」とあればそれは秋の季語になります。」とのこと。
月詠み俳句五選
【NO.1】松尾芭蕉
『 鎖(じょう)あけて 月さし入れよ 浮御堂 』
【NO.2】正岡子規
『 藍色の 海の上なり 須磨の月 』
【NO.3】高浜虚子
『 ふるさとの 月の港を 過るのみ 』
【NO.4】渡辺水巴
『 月光に ぶつかつて行く 山路かな 』
【NO.5】小林一茶
『 名月を 取ってくれろと 泣く子かな 』
ともかく日本人は月が好き、
♪おっ月さん、こんばんは!♪
月に対する意識は、特別なものです。