2012/06/15
「 君が行き 日(け)長くなりぬ 山たづの
迎へを行かむ 待つには待たじ 」
もうこれ以上待てません、今すぐにお迎えに上がります、いう意味のこの歌の山たづはニワトコである、ニワトコの葉は対生、神迎えの霊木として用いられたと庄司先生にお話しいただいたニワトコの実が赤く色づきました。
♪赤い鳥、小鳥なぜなぜあかい赤い実を食べた
ちなみに、実は食べられてこそ役目が果たせます。赤い実は、深緑の木陰でこれでもかと思うほど鮮やかです。キジバトやヒヨドリなどが盛んについばんでいますが、赤くはないです。