晴れた日の昼過ぎ、 傾きはじめた陽が、やわらかく差し込んで、 赤黒く熟した小さな実のひとつひとつに、 ぽっと灯りがともるように日が当たる——
それはもう、木が静かに舞台に立っているような瞬間だ。
その光を受けた実、その大きさは、子どもの、親指と人差し指で囲うぐらい。
そんな小粒のカキたちは、 まるで「ここまでよく熟したぞ」と、 ひとつひとつが誇らしげに輝いているようにも思える。
それは、カキのシャンデリアだ!!
さて、聴き耳頭巾、、、この木の下で、聴き耳頭巾をかぶってみるといい!もんな声が聞こえるよ!
「わしは、かつてこの里を支えた渋を実らせておった。
今は鳥たちのために灯りをともしておるが、
あの頃の手のぬくもり、ちゃんと覚えておるぞ。」
、、、、この聴き耳頭巾、

マルヤ農林園上世屋で貸し出してますよ!
、、、、、













