2012/06/19
ガイドにとって、雨の日に当たるのは、「恐怖」です。しかし、エコツーリズムの「ここしか」、「今しか」、「あなただけに」、という視点に立てば、雨の日!ラッキー。梅雨の雨、オーケー!
谷から立ち上る霧の風情、
水を湛えた棚田の持つダム機能と国土保全の役割。
広げた枝葉を使って幹に水を集めるブナの知恵。
雨を利用して旅立つ命、それを待つ命、雨の日に繰り広げられる命のドラマ。
生き生きとほとばしる水。その水を喜ぶ畑の作物の表情。
しみじみと里山を守る意味を味わうことができるのは、雨の日。
乾いた心も潤うはず。
雨の周りを考えていらしてください。