宮津エコツアー · 下世屋の老梅

下世屋の老梅

2012/06/29
下世屋の民家にいい形の老梅があります。葉もしげり、実もをつけています。しかし、幹は芯まで朽ちて斜めにかしいでつっかい棒で立っているという風情、残る樹皮の部分だけで木の体裁を保っています。


不思議な形だね、聞くともなく話題にしたところ、この木は、火事に遭ったのだそうです。昭和19年の冬のこと、隣家から出火、類焼してしまった。その熱気をうけ焦げたけれど芽を出した・雪が積もっていたため燃え切らずに生き残った部分から芽を出したのだと。
その頃から大きな木で、かれこれ120年ぐらいにはなるだろうということです。  里の歴史を見てきた古木です。

 

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