2012/06/30
友村、実家の里の相次ぐ廃村閉村、次は我が里と覚悟を決めた上世屋の人は、悲憤痛恨の思いで、開村のきっかけになったシデと共に碑をたてました。大シデ顕彰碑です。
成相聖観音はそのそばにおわします。
世屋の里在住の仏師丸橋さんが、日本海ジオの記憶を秘めた花崗岩の中に仏相を観じられ、眠っておられた姿を掘り出されたもので、畢生・渾身の作品です。近くには、推定樹齢200年の大ブナ。
眼下の若狭の美観は今や。原発銀座。里も山も荒れ放題、これでいいのですか。地球の命は、宇宙が決めます、、人が決めていいのですか、観音様は優しく、静かに、しかし鋭く問いかけます。