2012/06/30
初夏を迎えた世屋の棚田、写真のあたりの小字を「のうだ」と呼んでいます。
棚田と里と山がバランスよくとらえられるため、撮影に訪れたかたがよくカメラを向けておられるところです。里の民家の外れ、U字カーブ付近です。わずかなことですが、今年は雪と共に押し出された土砂が土手にせり出し足場になって、いいアングルが確保できるようになりました。カーブの鼻に立っている樹木は、ヤマナシ。難を転ずる南天のような意味で、災いナシ、鬼門の厄除けを期待して江戸時代にはよく植えられたと橋立ブログ。それが残っているのかもしれません。実が親指大になっています。
そのカーブに立っているカーブミラー、
安全を守ってくれるだけでなく、左右が逆、さらに、想定外の曲線を作り出して楽しめます。