宮津エコツアー · 長江の「ウゴ」干し

長江の「ウゴ」干し

2012/07/03

海は夏色、エメラルドグリーン。夏が来た長江の海岸で、堤防の上になにやら毛皮のようにみえるもの広げておられるご婦人。


「ウゴを干している。昨日から解禁になった。ことしはウゴが少なく、ケウゴが多い、 漉す手間がいるけれど 同じようにできる、しっかり乾燥させておけば、長いこと「さばえる」(保存できる)ので、干しているのだ」ということ。


この海藻を炊いて固めた海藻ゼリーのようなものをこの地方では、「ウゴ」と呼んでいます。冠婚葬祭に欠かせない一品で、上世屋でも、春祭りにはウドなどと共に並べられました。生えているのは、すぐ目の前の岸辺で、他の海藻の上にのっているのだということでした。

丹後の味の側を、観光バスが走り抜けていきました。

 

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