天橋立は北方の植物「ハマナス」の群生地。いま、その黄赤色の実がさらに深みを増してきています。
ところが、その実がすべてありません。小天橋の塩池といわれる入浜式庭園の宮津湾側、先日の京都大学大学院地球環境学堂の野外実習でも、その植生について学んだ所です。
その一帯すべて、あれだけ見事に色づいていた実がまったく無くなった(7/12確認)のです。少なく見積もっても二、三百個以上。ハマナスは京都府の準絶滅危惧種。
京都府丹後土木事務所の担当者に、採取許可でも出されたのかと確認したが、その事実なし。いつ、誰が、どうして・・・・・
天橋立の自然を守るためには、どうすればよいのでしょうか。
写真は色づいた実が全く無くなったハマナスの群落。この反対側一帯もすべてなし。7月1日 京都大学の留学生が植生等について学んだ時の写真。