天橋立の観光船に乗って「かっぱえびせん」でカモメと遊びました。
かっぱえびせんをエサに、カモメやウミネコと戯れる光景。発祥の地は丹後の伊根湾めぐりです。
明治30年以降、宮津までの定期船を運航していた丹後海陸交通(前身会社を含む)。地域の足として約90年間運航していた伊根航路を運休した昭和58年4月、現在の「伊根湾めぐり」観光船の運航を始めた。当時、伊根漁港は京都府一の漁獲高。そのおこぼれを求めて沓島を生息地とするウミネコたちが常に乱舞していた。これを観光資源としたのである。初期の餌付けは、イワシなど小魚の生や冷凍もの。一匹であったり、小さく刻んだりした。鳥たちには大好評であったが、手の汚れと匂いや扱いの面倒さから、観光客には不評。食パンくず、ミンチなどいろいろ試行錯誤。辿り着いたのが「かっぱえびせん」。食べながら鳥たちと遊べる。鳥たちにも大好評。それを高所から見ていたトンビが黙ってはいない。カモメやウミネコに交じって新規参入。 この情報が全国各地に広まったのは至極当然のことであった。
ここまでおいで