宮津エコツアー · 夏の畑のタフガイ・スベリヒユ

夏の畑のタフガイ・スベリヒユ

2012/08/12

植物にとって最悪の場所、乾燥した荒れ地、

そこに悠々と生きているスベリヒユにマイク向けて見たら、、、!
Q どうしてそんなにタフなの?
A 昼間気孔をしめてるからさ
Q 二酸化炭素はどうするの、水分は逃げないかもしれないけれど、  二酸化炭素は気孔からとりこむのでしょ、閉じてたら光合成できな   いじゃない!
A そこが企業秘密!ま、特別に教えましょう、二酸化炭素は、夜の間に気孔を開いてを吸収して、リンゴ酸に変えて貯蔵しておくんだ
・・・・
こんなQ&Aになるのでは。

気孔を閉じれば水分は逃げないけれども二酸化炭素が取り込めない、その問題をスベリヒユは涼しい夜の間に気孔を開いて備蓄しておくという形で解決した植物なんです。


こういう能力を身につけた植物をCAM植物というそうです。ベンケイソウ科、サボテン科、などもそういう能力を持っています。

 

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