宮津エコツアー · 「絆」の花・ヒルガオ

「絆」の花・ヒルガオ

2012/08/13
ヒルガオとアサガオはよく似ています。しかし、違うところがあります。アサガオは種をたくさんつけます。

いっぽうヒルガオは殆ど種子をつけません。
でも、ヒルガオの花は野原のあちこちにたくさん咲いています。

竹や笹のような地下茎による繁殖法をもっているため、種によらずに繁殖できるのです。しかも、このヒルガオの地下茎ときたら僅か1節の茎断片からも旺盛に萌芽するというのですから、とんでもない増殖力です。地下茎をバラバラに切断しても、そこからまた新しいクローン個体を形成するのです。
ちなみに、ヒルガオはヒルガオ科ヒルガオ属多年草。アサガオはヒルガオ科サツマイモ属。一年草。また、ヒルガオの花言葉は「絆」。

タフな繁殖力を持った地下茎が、その言葉の根拠だということです。畑に入ると駆除困難な植物ではあるものの、今の日本に必要な花!

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