2012/08/15
盆も中日、
野山はめっきり秋めきました。
そんな中で目立つのは、「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 朝がほの花」山上憶良が57577・31音にまとめ上げた花たちです。しかし、、藤袴 朝がほ(キキョウ)はさすがに、世屋高原でも自生では見られません。我が世とばかりに繁茂しているのが「萩・尾花・葛花」。
そんな中で微妙なのが、ナデシコとオミナエシ。ナデシコよりもさらに生育が微妙なのが、オミナエシかもしれません。
世屋の農家の畑の一角で元気に咲いています。
それらは山から持ち帰って植えたものということですので自生状態でもあるかとおもって心がけて山野を見てきましたが、確認できたのは、二株です。そんななかの一株!
生育していたのは水田と畑と林の間の草原です。
あたりにはナデシコも咲いています。やはり、人と自然の接点に生きる花です。