2012/08/16
花火ー1980年・盆ー 川北亮司 詩・曲
恋人たちが 肩をくんで 見上げる花火
「きれいだな」なんて 横目で言って
ドキドキ花火
年寄り夫婦が 村を出て 見上げる花火
何も言わずに ホテルの仕事 涙の花火
若者たちが 連れだって 見上げる花火
村の明日を 思い歌って 広がる花火
楽譜はこちらで見られます。
kamiseya.main.jp/songs/hanabi.htm
川北亮司さんは、児童文学者協会新人賞受賞作家。1980夏、彼は上世屋に滞在。村の青年たち(現在の0君たち)と8月16日の「宮津灯篭流し花火大会」へ。そのときの詩。2番の詩は、上世屋を降りた老夫婦がモデル。
2012年・盆、橋立の空に打ち上がった花火、ひとは、何を願って見上げていたのでしょうか。
ちなみに撮影場所は、回旋橋。松林が花火以外の灯りを遮ってくれるので、きにいりました。