宮津エコツアー · odani

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この花も磯清水の直ぐ横。橋立明神や磯清水へお参りした後、回り道をしてこの花の絨毯を一日でも長く残したいものです。

天橋立を歩きました。眼前に美しいタブノキの花芽。常緑高木ですから、この位置で見られたことに大きな驚きと得をした感じ。場所は磯清水の裏側すぐです。

 天橋立全長3.6km 一番幅のある所が濃松 和泉式部の歌「橋立の松の下なる磯清水 都なりせば君も汲ままし」の磯清水の周辺に、今、この花が咲いています。
 華道の世界では、桜の品格から松としか活けられないとか。天橋立の桜は松や両側の海ともよく映えています。この機会をお見逃しなく、天橋立を散策、お楽しみ下さい。

「ウワ― すごいパワー」とカメラに収めるお客様達。12月9日、初のコラボのガイドをしました。

 天橋立は自然の織なす技、周辺の山河と対馬海流によって形成されたもの。約8~6千年前 気候の温暖化によって海水面が上昇、ほぼ現在の天橋立の位置に達しました。この頃から、現天橋立の北側から南へ向かって砂洲が形成され始めました。気温変動による海水面の上下を繰返しながら、約2千年前には、現在の大天橋の大部分が海水面に現れました。
 神話では、天界のイザナギノミコトが地上の真名井原におられるイザマミノミコトの元に通われる架け橋です。イザナギノミコトが眠っている間に、倒れてできたのが天橋立。
 天橋立は歴史文化発祥の地、神仏の聖地として、昔から都に大きな影響を与えました。
 お客様の中には、全国のパワースッポトめぐり、英語が話せなくてもインディアンのパワースッポトまで単身乗込んだという猛者も。元伊勢籠神社の境内や奥宮真名井神社の磐座(いわくら)では、「すごい! すごい!」とシャッターの切通し。どれ、どれ? とファインダーを見せていただくと、確かにパワーなるもの 紫色がかった霞のようなものが二つ動いていた。

「百聞は一見に如かず」天橋立のパワースッポトへ是非お越しください。(ガイド 小谷)


 

世屋の松尾出身。記録を残すため現地を訪問。

屋根が崩れ、土壁が落ちている土蔵の近くに、真赤な

実と見事な緑の革質葉をつけたフユイチゴの群れが、

今を盛りに息づいていることを見て、これが自然なのだと安

堵しました。

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