宮津エコツアー · 天橋立ガイド部会

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天橋立ガイド部会の活動ブログ

「海の美しさと生き物の豊かさ」が、保たれている天橋立

昨春以降、例年より少ないと思っていた貝類が、また戻りつつあるのかと思われるような小天橋の浜でした。

今年の干支は巳  そのヘビガイ(中)、ベニガイ(左)、カキ(右)

トリガイ(左)、イワガキ(右)、マガキ(中)

 

トリガイ(真ん中)、アカニシ(左)、ツメタガイ(上 渦巻き状アサリの天敵)

撮影2012.07.12 アカニシと卵嚢

アカニシと貝紫染

アカニシの内臓からパープル腺を取り出して布を染めると色が全く褪せません

撮影2012.07.12 アカニシの卵嚢  ナギナタホオズキ

カリガネエガイ(周囲が黒いもの)など

アサリ

アサリ、ナミマガシワ、カキモンジュガイ(カガミガイ 白い二枚貝)、ムラサキイガイ

ウチムラサキ(別名 はしだて貝 大きい貝で内側が紫)、チリボタン(すぐ下の小さい内と外側が紫)

どこまでも続く貝だまり

探せば時間に切りなし

潮が引いているこの時期は、生き物を間近に見ることができます。

貝類とシロホヤがよく目立つ    シロホヤは海水汚染指標の一つともなっているようだ

干上がっている シロボヤ、マガキ

潮の出入り溝付近  干上がっているものも

倒木のフジツボとカキ

マガキ

海水出入り溝

赤みを帯びたニッケル鉱石の大部分は近年 インドネシアから輸入されている。

積み荷が白い。今日の天橋立研修メンバー一同?

石灰石でした。フェローニッケル(鉄合金 ニッケル20% 鉄80%)を造るためニッケル鉱石に混ぜて使用される原料(宮津海陸運輸)

通常のニッケル鉱石 2012.12.28

天橋立は自然の贈り物 砂嘴(さし)であり砂洲は、周辺の諸施設と共に文化景観として世界遺産登録を目指しているもの

この贈り物も周囲の環境の影響を受けます。自然のまま放置していては守ることができません。天橋立の砂は京都府HPのような仕組み(自然に堆積した砂と自然の波の力を利用したサンドバイパス工法)で守られています。

この工法は継続事業。しかし、昨年は検証実験のため中断。結果はやせ細りが進行し中途補強、今年からまたサンドバイパス工法が実施されます。

 

船越の浜に集積された砂 最終総量 5,230㎥(日置から3,700+大天橋南端から1,530㎥)

写真は 2012.12.29現在

 

工法はこの砂を海にならして自然の力を利用します砂を船から降ろしたり撒いたりするもの 通称オレンジ(グラブともいう) 

 

工期  冬季波浪の影響と海水浴シーズンを考慮してベストミックスで施行

季節風で運ばれた砂が天橋立を伸ばす、毎年繰り返される自然現象です。

その規模は、昨年暮で長さ35m・幅40mでした。

2012.12.03 現在

 

2012.12.13 現在

 

浚渫工事始まる。この砂1,530㎥は、天橋立の北端 船越の浜へ運ばれ、サンドバイパス工法により天橋立を守る砂として再利用されます。

(2012.12.28)

(2012.12.29)もとの木阿弥 (2013.01.01)

まだお参りでない方は、今すぐ文殊堂へ

文殊堂十日ゑびすは賢い文殊菩薩のご利益 。みぞれ降る早朝からすでに駐車場は満杯。

今年の商売繁盛・合格祈願・家内安全祈願等 是非今すぐお越しください。

商売繁盛・学業成就の願い事等が叶う日本三文珠・智恩寺の十日えびす。

江戸時代に始まり、弘法大師の大黒天版木から福札を刷り、参拝者に捧げていたのが始まりと言われています。1/9の宵えびすから10日までです。

伊勢神宮は今年10月 20年に一度行われる第62回目の式年遷宮を迎える。

その伊勢神宮の天照大御神と豊受大御神が伊勢神宮にお移りになる前の4年間、ご一緒にお祀りしたといわれる元伊勢籠神社と真名井神社へお参り。

 

伊勢神宮外宮に掲げられている豊受大御神が真名井神社からお移りになったことの説明(2012.1.22)

先ずはお浄め

参拝今年も多くの幸せを結んで真名井神社の磐座にお参り

丹後建国1300年の元旦 好天で幕開け

日本一賢い智慧の菩薩様 日本三文珠の一つ「智恩寺 文殊堂」へお参り

今年もみんな元気に過ごせますよう

参拝者は門前町まで長蛇の列

家内安全・合格祈願・恋愛成就・商売繁盛すべて願懸け絵馬に託しました

 

門前町も賑やかに

謹賀新年

丹後は建国1300年 今年は丹後にとっても 皆様にとりましてもよい年でありますように

 

濃霧の中の日の出 (天橋立 2012.7.9 5:12)

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