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早春に咲く花と里山、天橋立の眺望を満喫する

DSCN6998茶屋ガ成るから天の橋立 DSCN9302ダンコウバイ2 DSCN9328キンキマメザクラ
概要 天然スギと早春に咲くヒュウガミズキ、ダンコウバイ、キンキマメザクラなどなど黄色い花が迎えてくれます。
実施 4月9日(日) 午前9時~午後3時
所要時間 約6時間程度
集合場所 午前9時 旧大江山スキー場駐車場
受入人数 最少催行2人
参加料金 600円(ガイド料、傷害保険、パンフレット等)
持ち物 水筒、雨具、防寒着 山歩きできる服装と靴
お申込先 宮津市エコツーリズム推進協議会 上宮津杉山ガイド部会 久古直子 電話・fax 0772-22-4739

■集合場所 大きな地図で見る

北近畿経済新聞、知る人ぞ知る北近畿の経済情報のきめ細かさを売る新聞ですが、3月一日、ここに!

img273ガラシャ

ガラシャさんに心寄せる人は増えていますが、普通は例えば、宮津市役所横のガラシャ像や教会を見たら、車で京丹後市弥栄町黒部から中山経由野間・野中→霰→大谷→味土野というコース。今回のツアープランは、玉さん自身が歩いたのか、かりそめにも大名家の奥方ですので輿や籠に載せられたのか、見解の分かれるところですが、一行の辿ったであろう避難路を辿るのが特徴です。

IMG_4527がらしゃ
「人間をみるときは、その心を見るのだ。お玉、人間の価は心にあるのじゃ。と父は教えた、裸一貫が、この世の大方の人々の生き方であることを、母は娘たちに教えた」と三浦綾子さんは「細川ガラシャ夫人」で。

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「中世へのタイムスリップ」感の息づく世屋谷ルートは一般的な史跡巡りツアーでははいれない玉さんの心の中を想像しながら歩けるだろうと。それを「既存のツアーにはない行程を組み込み」と紹介してくれているのです。

その「みどの」の3月2日。

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さすがに丹後の天空の里。冬将軍ががんばっています。

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けれど、沢にはわさびの花。

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この春の使者、玉さんを励まし癒したのでしょうね。

山にのぼると
海は天まであがってくる。

、、、、、

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風に吹かれて高いところにたつと
だれでもしぜんに世界のひろさをかんがえる。

、、、、、、

IMG_3897チャレンジ

岳山山頂から、若狭湾をみているふたりも、そんな気分を味わってらっしゃるのではないでしょうか。

これは、小野十三郎さんの「山頂から」という詩の一節です。

この詩、山にのぼると
海は天まであがってくる。なだれおちるような若葉みどりのなか。
下の方で しずかに
かっこうがないている。
風に吹かれて高いところにたつと
だれでもしぜんに世界のひろさをかんがえる。
ぼくは手を口にあてて
なにか下の方に向かって叫びたくなる。
五月の山は
ぎらぎらと明るくまぶしい。
きみは山頂よりも上に
青い大きな弧をえがく
水平線を見たことがあるか。

(※ この詩は五年生の教科書に掲載されています)

、、、、、、、、

雪の岳山への登頂を果たしたのは、9才から11才の「いわたきっず」。

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子どもたちに見せたかったのは「山頂よりも上に青い大きな弧をえがく水平線」。

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このチャレンジ、地球デザインスクール・海星公園さまの協力で実施できました。

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グレートサンクス!

京都市内からの二人の娘さん。

IMG_3921チャレンジ

体をうごかしてみたいとこのスノーシューに参加。

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早朝、jrにて京都出発 九時半 天橋立着 昼食後 伊根舟屋の里・向井酒造さん経由で四時半天の橋立発で帰られました。

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興味深いモデルコースじゃないですか!

里山落葉広葉樹林の中をスノーシューウオークする一行を紹介した一枚の写真!

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第11回エコツーリズム大賞受賞団体を紹介したページに掲載されているものですが、このコース、宮津市世屋高原岳山コースなんですよ。 とも040

このコースのグーグルマップ。写真は、ブナの新緑のブナが写っていますので、早春の撮影でしょう。 とも038

距離約二キロ、標高差約120m。このコースを造ることができるのは雪が山を埋める冬だけ。 とも039

このコース、写真で案内しましょう。ポイントごとの矢印は見える方向です。

①ー1

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①ー2

IMG_2501だけ

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③ー1 入山(撮影日時 2017/02/15 10:54)

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③ー2

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③ー3 ※右から左へ兎の足跡。

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⑥ー1

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⑥ー2(撮影日時 2017/02/15 11:36)

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⑦ー1

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⑦ー2(撮影日時 2017/02/15 11:46)

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⑩(撮影日時 2017/02/15 12:15)

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⑫下山(撮影日時 2017/02/15 13:21)

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※この日の所要時間は約二時間半。入山口下山口が別です。車二台以上で別々に配車が必要。 四十年から五十年を経過していて木々の直径も太く森全体が充実している薪炭林、その中を自由にコースをとりながら歩くことができるのです。 IMG_2475

景観よし、適度にハード、 そして、食べてよし!

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他を知らないでいうのですけれど、おそらく関西屈指のコースと自負してよかろうと内心思っています。丹後ツアー、ブリ、カニに加えてもう一品!

スノーシューとストックも準備できます。 初心者でもオーケーですが、谷を間違うと危険です。ガイドを付けてお入りになることをお奨めします。 2月いっぱいは可能です、ぜひお問い合わせ下さい。

寒波がおさまり、雪がしまったところで、あらためての岳山ウオーク。

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木が大好きなMさん!

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、、、、(はぐなさってる!わけではなく)
2017.2.15積雪深の記録に、テープを巻いてもらっている所なのです。

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さて、この高原スノーシューウオーク、NHK京これ、関西ほっともっとで取り上げられました。

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「歩く、見る、食べる」三点セットの中身を七分にぎゅっと詰めていい内容でした。リポーターの山内さんもみぶりてぶりでスノーシューウオークの楽しさをあつくかたってくださいました、

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豪雪のために当日の入山を断念した岳山には、①初心者でも!と②健脚の方に、とそれぞれに合わせたコースをもっています。
①は山頂から海を見て引き返す、2時間程度!一般的には充分です。入り口出口は同じです。

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②は山頂展望台からさらに尾根筋を木子側に向かって進む丹後半島の高原部の東西南北広範囲に展望できる林間コース。

所用時間三時間。入り口出口がちがいます。

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①が序章、前菜なら②は本題、本命の丹後半島奥の院コースといったらいいんですか、それほど迫力があります。

IMG_2457ちず

雪山でも、①②コースともに安全な里山コースです。しっかりサポートさせて頂きます。
せや高原岳山スノーシューウオーク、ぜひ楽しんでください。

スノーシューウオークのおもしろみは、普段入られないところへはいること、実に単純なことです、けれど、奥は深い!当然ながら高さや角度やポイントが変わるじゃないですか。展望がひろがります。見え方も変わります。その事で得られる感動は塞がった壁が崩れるような、もう少し前へ進んでみようとか、積極的な気持ちが生まれそんな事にもつながります。

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さて、前夜から降り積もる雪、

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上世屋へ向けて懸命の除雪も間に合わないかも知れない、そんな不安がよぎる中、スノーシューウオーク実施できたのは花美世屋の守護神せやひめ様のご引き立てご配慮だったでしょうか!神々の住まう世界を多くの人に見せてもらってくれと眩しい青空までのぞかせてくれました。。

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危ない、重い暗い冷たいそんな物には近寄らないのを文化文明とする風潮のなか、教育や子育ての現場からはナイフすらも禁じ遠ざけられて、人間は野生を失っていく一方!そんな現状ですけれども、宮津高校とフィールド探求同好会の皆さんの{行きたい・行こう・行きなさい}といった勇気と決断と見識には心から敬意を表したいと思っています。

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この様子、NHK15日PM6時から

ニュース630 京いちにち

16日

ぐるっと関西 おひるまえ

でリポートされます。

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日常から非日常の世界に一変した景色を人は白銀の世界とか雪化粧とかと言う言葉で表しますけれど、それはまた、天は人間にまだ絶望していないというメッセージなのかも知れません。

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そんな世界に分け入ることを可能にしてくれるのが「花美世屋高原スノーシューウオーク」

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観光協会、もしくはガイドの会へお問い合わせ下さい。

水面に広がる波紋!

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こちらでも。

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こちらでも。

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産卵に現れたヤマアカガエルの雌の奪い合いなんです。くるるるぅ くくくくぅくくっくくっくくるぅ

にぎやかですよ。

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決着はあっさりしたものです、一匹の雌に雄一匹。ペアーが決まったら邪魔はしません。

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春のファンファーレは花屋から、とおもっていませんか!

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ちがうんです、春の一番ファンファーレを吹くのは、ヤマアカガエルたち。
世屋の谷ではもう産まれていますよ、春のこどもたちが。

ちなみに、2月8日は暦では立春の次候。啓蟄は3月になってからです。

如月 立春
立春
初候 東風解凍 2017/02/04 二十四節気の最初の節。この日から春。
次候 黄鶯睍睆 2017/02/08
末候 魚上氷 2017/02/13
雨水
雨水
初候 土脉潤起 2017/02/18 雪が雨に変わり、雪や氷は溶けて水となる。
次候 霞始靆 2017/02/23
末候 草木萠動 2017/02/28

おぉーいぃー!

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(↑ 冬の上世屋の里)

~どこにいるんだぁー!!

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(↑正面の山の山頂 637m)

岳山だぁー!

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~なにがみえるー?

たんばもわかさもたじまもみんなみえるー展望がすごぉーいぞぉー!

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一本一本形の違う葉を落とした木もあじがあるぞー

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~雪がつもっとろうがー どうやってそこまでいったんだぁ?~

ス・ノー・シュー!

~それってなんだぁー!~

雪の上を歩くスリッパぁ

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、、、、雪の積もった冬の森のうれしいのは、コース取りの自由なこと。

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よく発達したピュアーな里山落葉広葉樹の春を待つ気配を五感で感じることができるのが、せや高原岳山スノーシューウオーク。

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2月5日、12日を予定しています。

耳を澄ませば、津軽山歌がきこえてくるかも、、、

お問い合わせ下さい。

 

森のでき方・作り方、そして森の恵みの楽しみ方!その理解を深め実践力を磨こう、その観点から、とくに「くろもじ」に特化して、丹後広域振興局農林商工部森づくり推進室(林業振興担当)畑中英樹副室長さまにご指導アドバイスをいただきました> IMG_9246

皆伐後七年、栗 やまならし、 ヤマモミジ、やまぼうしなどが生えている木叢にスノーシューで入らせてもらいましたが、くろもじの生育状況、密度、他の樹種との関係など聞く説明がひとつひとつ納得できる物で、大変勉強になりました。 IMG_9240 そのなかで印象的だった話は、栗の幼木が元気にたくさん育っていたこと。冷温帯の中心に木のひとつで、桃栗三年というほど 成長が早く腐りにくく 縄文時代から 食糧としても用材としても大切な木だったが、その栗の森を消滅させたのが明治からの鉄道の枕木の需要。そのあおりを食ったのがクマ、、、。 IMG_9227

なるほどぉ!研修のお裾分けしますよ、スノーシューウオーク、いらっしゃいませんか。

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さて、これで12回満了。

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この間、「森」・里・海」のつながりの紡ぎ直しをテーマに取り組んできましたが上世屋だけでなく、木子、松尾、日置、与謝野町などから集まって頂けるようになってきたことを実感できるのはうれしいことです。

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次年度もさらに、地に着いた形で、取り組んでいきたいとおもっています。

使われていない上世屋の旧公民館についての新聞記事を紹介します。

H28.1.18付け 京都新聞

上世屋の旧公民館改修の動き

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