宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

世屋の谷でヤマフジが咲き始めました。

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ヤマフジの生育地は西日本。なので、上世屋のヤマフジは、その生育地の東の端を示すもので貴重なのだそうです。

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色目も高貴なら、香りも高い、一級の花です。

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「「藤」の字の世界に嵌って20年余りの著者が贈る、まさに「藤」づくしの本! 名字、名前、地名にとどまらず、駅名、神社、お城まで、とことん網羅! 思わず、「えっ、こんな字があったの?」「知らなかった」と思うこと間違いなし。ちょっとした雑学として、居酒屋でカフェで「ねえ、これ知ってた?」なんて、思わず言いたくなる1冊です。「藤」への愛がつまっています! ! 」というのが売りの「全国1000万人の「藤」の字の世界」という本まで出ているそうですが、競って身にまとったり地名や人名にいただいたりした気持ちが想像できます。

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さて、25日は籠神社の春祭り。

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この本の中にも、藤の花を神花とするこの神社のこと、紹介されているのでしょうね。

陽か陰かといえば陰、表か裏かといえば裏、表か奥かと言えば奥、なんとなくパッとしないイメージの言葉をつけられて、実際に弁当忘れても傘忘れるなという気候も合わせて、じめっぽいなあと思うこともあるのですが、そんな地域に住んでいてよかったぁと思えるのが、春にこの花に出会えること。

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おおいわかがみ!裏日本特有のの多雪地帯に適応した植物です。

IMG_3221おおいわかがみ

丹後王国の「国花」だよ、あんたは!

4月の青空万歳と山桜

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4月の空を映して宮津の海

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5月の空まで行くんだとねじきの子

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5月の空まで登るんだといわがらみの子

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僕も行くんだと人間の子

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5月のお日様を迎えるンだと朴若葉くん

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丹後海と星の見える丘公園では、地球アースデー。

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それを祝うような青空でした。

世の中を騒がしている三億八千万円強奪事件。金の買い付け資金だったそうですね。

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テレビが見せる金塊の山は、こんな色をしていました。

山吹色
「JISの色彩規格では「あざやかな赤みの黄」としている。一般に、バラ科ヤマブキの花のような赤みを帯びた黄色を表す伝統色名。平安時代から使われてきた。古くは黄色を表す言葉であり、また大判、小判など金の色を山吹色とも表現する。花山吹として襲かさねの色目いろめの名になっており、表は朽葉色、裏は山吹色など。晩春に咲き誇る花の色は美しい。」とコトバンク。

このヤマブキ、上世屋の入り口で迎えてくれています。

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庶民は、花を見て気分だけでもリッチになりましょうか!
山吹そのものから黄金色の染め物はできなくて、タマネギの皮、古いところではクチナシの実を使うのだそうです。

一つ

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二つ

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三つ

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四つ

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バスが登っていきます。

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テーブルを座えて!

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ここでお客さんを待っているのです。
「にほんの里100」「京都府景観資産」、「環境省選定生物多様性保全上重要里地里山500」に選定された里山ビューを楽しめるすてきなポイントです。お茶でもしていきませんか。

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棚田跡の段々は19段、34枚。全体を人と自然の共生花園として整備中。

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その間の道は、朝はまや肥を背負っての登り、夕べには薪を負って下った野良道。ここも歩けます、すぐ側ではやまなしが迎えるべく咲く準備をしています。

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ぜひ利用して下さい。

咲いた 咲いた

(何が?)

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チューリップの花が!

(どのように?)

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並んだならんだ

(どんな色?)

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赤白黄色

(それで?)

どの花見ても、きれいだなぁあ!

、、、、、、、、、、、、

金さん、

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よくできた歌だ!

ところで、里邑にだってチューリップ、里村だからチューリップ!

さしあたり1000球、どなたか、チューリップの球根、融通してくださるところはないですか?

きれいな花とひなびた里と、日本の里100の花美世屋の春を、一気にフラワーアップさせられるのです。紹介してください。

 

宮津まで電車で、そして自転車で!

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どちらまで?

松尾の一本桜まで!

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七分散りでしたが、青空も協力してくれてなんとかセーフ。

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夕暮れにも一台、大阪ナンバー

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あいにくだなぁ 声をかけたら、
投光器を持ってきた ライトアップして夜桜を撮ろうと思う、これくらい残っていたら大丈夫だ

ISO感度をあげたらバックが青い桜がとれますよ、よかったらどうぞと誘われたのです。

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三台、配置されてのライトアップでしたが、
相当な腕の人のようでおかげで、実にバランスよく浮き上がり、まさにエキジビションショー!

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この桜、自転車で世屋の坂を登らせたり、投光器を持ってこさせたり、花の終わるまでなかなかの役者です。

花びらの浮かぶ田圃。

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今年の一本桜は今日の花吹雪で見納め。

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花びらは田に鋤込まれてお米の栄養になります。

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そのお米は、飯尾醸造さんのお酢作りに使われます

高原に咲く一本桜のエキスの名は、「富士酢」という名前です。

さて、せやの里の花のリレーは、さらに続きます。

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今は、せや姫さん上のモモ。これも一本モモです。

岡の前のヤマナシ。

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これも一本ナシ

色目のいいチューリップも。

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花美世屋の春もいよいよ百花繚乱の第二幕の開幕です。

松尾さくらを伝える京都新聞。

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さてこの桜を見るギャラリーの皆さんはエコツアーの、上世屋の棚田跡を開墾し直してジャガイモを植えて、そのあと一本桜を見にいこうというプランを活用して貰った子育て協力グループのみなさん。

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畑は、八人が入るとあふれて転げ落ちそうになるような小さな棚田です。

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ここが畑になるのは、25年ぶり。

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太いクズの根が入っていましたので、みんなが力を合わせてひっこぬき、いしころをのぞいて畝をつくってもらいました。
うえおわったあとお花見しながらお弁当をと松尾に向かった際取材して貰った写真なんです。

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春の体験遠足でしたけれど、いい記念になりました。

さて、棚田跡地再活用ジャガイモ植えなど、まだ受け入れ可能なよち地はおおくあります、

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ご連絡下さい。

松尾の一本桜16日

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よく咲いてるねぇ、ここでお昼にしよう、

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桜は人なつっこい花です、

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人が側にいてなんぼの花。

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さて、この一本桜は一周するように見るのがコツです。車を上の方に止めて、下りながら桜に歩いて近寄り、桜の姿を隠すカーブを廻り、通り過ぎて振り返る、さらに後ろ向きにさがっていく、そんなふれあいをお奨めします。

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また、桜を五感で楽しもうとするお客さん、景観を写真に納めたいという方、いろいろありますけれど、花は見て、嗅いで、感じて楽しむことが優先!

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なので、ときどき、遠くから、写真のじゃまになるー、のけーとわめくカメラマンの方いらっしゃいますが、それはここのマナー違反。

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