人生は
ながぁい ぬかるみを
いくがごとし、、、わかった!
飯尾醸造さんの、田植え体験から食を考えよう、今年も多くの方が参加されていました。
小さな棚田に人があふれるほど。かって上世屋には400人もの人がいらっしゃいました。家族親戚みんなで行う一大イベントの田植えはこんな様子だったのでしょう。
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
「朴 の 花 が
こ と し も わ た し を 呼 ん で い る」
と詩をしたためめられたのは宗教詩人坂村真民さん。
「顔 を う ず め て 訴 え た い 泣 き た い
ひ と な ら ぬ こ の 花 に
私 が 穢 れ て い る か ら
こ ん な に も 慕 う の で す
愚 か で あ る か ら
こ ん な に も 仰 ぐ の で す
こ の 世 で 遂 げ ら れ な か った
わ た し の 願 い を
こ の 花 に 告 げ て お こ う
多 く の 夢 を
こ の 花 に 託 し て お こ う
わ た し の よ み が え り を
こ の 花 に 頼 ん で お こ う」と。
ところで、花は高木なので難しいのですがの開花にあわせて放たれる芳香物質、これも素敵ですから機会があればかいでくださいね。
さて、この朴の花びらでお酒が飲めるというなんともありがたい情報が四国からもたらされました。花びらはスプーン状なのです。
波見では、このホオが再生竹林園のシンボルツリーになっています。ホオの花杯で、夢の炎に風を送りますか(^.^)
その酒は、「山法師」がいいようです、
山形の日本酒て゜なんでも、【「山」は自然環境、「法師」は自然の法則に従い、自然を壊さずに生きていく知恵者として、自然と人間の知恵の融合によって醸し出される酒の意】ということです、こんなに格調高い命名由来は余り知りません。
日本農業新聞5月29日に掲載の随筆のタイトル「ツバメどこに行った?」
四日市市の田中さんが、「今年、私は一羽もツバメを見ていません、、、」と。「毎年我が家の軒下に巣を作るツバメもどこに行ってしまったのでしょうか?」「他の地域でもそうなのでしょうか」とも。
この記事を見せてくれたのが、上世屋の農家、畏友M君。
ツバメと米作りはいっしょのもの、というのが彼の持論。ツバメの土間への出入りのためにサッシの玄関の戸を四角く切り取っているのです。昨年はこの穴をひんぱんにすりぬける姿が見られたのです。
しかし「うちのもおかしいのだ、六つも巣があって今までみんな使っていたのに一つしか使っていない、一組しか来ないのはおかしい」と。
経年変化を記録した上でではないので、多い、少ないはいえません‥来年は、そろって元気にやってくるのかもしれません。けれども実感としてはおかしい、異常感はぬぐえないのです。エルニーニョ現象と偏西風の蛇行などを伝えますので、風に乗り損ねて、よそで営巣していたりするのかもしれません。あるいは、たんぼの減少や米作りでもマルチをする農法の変化、そういうことが虫の発生も抑え、結果的にツバメの子育てを制限していたりするのかもしれません。越冬地の東南アジアの国々の事情、、、渡りの途中の事情なのかもしれません(´・ω・`)
丹後にコウノトリが飛んできたと喜んでいる一方で身近な鳥だったはずのツバメの減少が意味していることにはすこし寒けもします。ツバメの舞わない棚田なんて、、、世屋ツバメの実態をすぐに調べましょう。下世屋の新人さん、下世屋はどうなっていますか。とりあえず梅本さんたくのツバメ、きいてくださいませんか。
斜陽に映える白壁が映るたんぼの早苗は元気そのもの、
強い日差しも何のその。丹後の里山に夏。
人も稲の元気に負けてはいられません。
ぼくもがんばるのでがんばってねと、、よくわかりませんけど、、、モンシロチョウ。
さて、昨秋植え付けられたタマネギが半年かかって今収穫時期。立派なタマネギですねぇ、ちょっと写真撮らせてください
、「雪が少なかったのでぼけとってあかんできだわ」、、
え?
「キャベツでも何でも雪に押さえられなんだらあかん、」
、あらまあ、人間といっしょじゃないですか!
あげよう というわけで、新タマネギ 一ついただきまして、味噌汁で頂きましたが、どこがぼけているのかわからないまま美味しく頂きました。
それにしても、「ゆきにおさえられなんだらあかん」というのは心に残りましたけど、タマネギのできにそくしていえばどういうことをさすのでしょうか(^.^)
卯の花の出す蜜もよほど美味しいのでしょう幾種類ものチョウが吸蜜に訪れています。
左からアカタテハ イチモンジチョウ カラスアゲハ。
同じ花に集まっても幼虫の食草はそれぞれ違うのだからおもしろいものです。
スイカズラ科のスイカズラやタニウツギを食べるのが真ん中のイチモンジチョウ
羽を開けば名前の意味がわかります。
イラクサ科を食べるのがアカタテハ
カラスアゲハは コクサギやサンショウなどなんだそうです。
ちなみに卯の花は「ウツギ空木の花」なので「うのはな」バイカウツギ、ノリウツギとともにアジサイ科。
同じ「空木」でもサクラ色の美しいタニウツギはスイカズラ科というからややこしい(^.^)
(↑ 画面中央 上の唇弁状の花がスイカズラ)
ちなみにスイカズラも今花盛り!
朴の花。
花びらの外にあるのが萼、中央に立つのが花の集まり、つまり高層マンション。雄しべと雌しべを持っている花ですので、種もたくさんできます。雄しべ先熟で自家受粉を極力避けているのだそうです。
高木なので気がつかないことが多いのですが、開花した朴は強い香りを放ちます。それに具体的に言及されたのは、 buna工房だよりtezukuriya.exblog.jp/19582104/ – さん。こう書いておられます。 「ホオほ木に花が咲いていました。以前ホオの木に大きな花がさいているのを見つけて、一体どんな花なのだろうと(ホオの花は以外と高いところに、上を向いて咲くので、下からはよく見えない)思って取りに行ったことがあります。ホオの木はポキポキ折れるので注意しながら、子供に木に登ってもらって取ってきたことがありました。飾っておくと非常に強い香りがして、夜になるとその香りに酔うような気がするほどでした。丸いつぼみの状態でしたが、2時間ほどしたらあっという間に花が全開になりました。つぼみから花がさくまであっという間なのには驚きでした。」。
その通りです。ユリの花のようです。
世屋の山の頂きを見る街灯が点灯しました。
(↑ 画面 右端のやや尖った尾根が岳山)
日は沈んでも命は活動をやめません。ヤマボウシ、、、
白いのは萼です。金平糖のような小さな小さな花の集まりがあります。
目に見えないほど小さな虫たちに一本の木が一体になってここにあることをアピールしているのです。
「ほら、ヤマボウシがあるいてる」
法師のかぶり物ににているからという語源定説を持つヤマボウシも、闇夜も峰歩き修行を続けるを法師の白装束そのものに思えます。
「わしらのために修行してくださっているのだ、、ありがたやありがたや」と手をあわしたことが語源かも。
かぶり物説を探ろうしてはみましたが、説得力のあるものは撮れませんでした。萼が紅くなるのは、受粉が終わったというサインなのかもしれません。
それにしても、たくさんの花をつけるものです。
今年あんた方はヤマボウシジャムになりますよ(^.^)