宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

緑色した柔らかいセミ!捕ったと持って帰ったら笑われた事があると、網野の足立さん(^.^)

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モリ青のオスのこの格好、子どもが、セミと思ったって仕方ない風情です!

世屋姫の森には相当数のオスが登ってしきりにメスを誘う鳴き方をしています。

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雨になる日の夕方にきて、聞いてみてください。

もののけ姫の「こだま」を思わせる一斉鳴き、と行ったらいいのか鎮守の森の「もりあおしぐれ」を聞くことが出来るかもしれませんよ。

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うーん、水がだいじょうぶかなあ!

「ワタシモブラサガッテルンデスケド!」

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あんたはクマシデだって。

 

マタタビです!

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撮影は午後7時34分。ISO感度は6400。白い葉が夜目にも白く浮き上がります。

マタタビの葉の白くなるのは!

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夜飛び回る蛾の訪花を想定したことなんですね(^.^)

光りこそしませんが、蛍光塗料を塗ったかのような効果があるようです。

白い葉の陰のつぼみまもなく花を咲かせます。

フタを開けスノコを引き出して、中の様子を見せてくださいました。

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小さくても、「蜜源の場所という具体的な情報をダンスという抽象的な情報に変換して伝達」するという高次なコミュニケーション能力を持つ昆虫です。

また、ミツバチがいなくなったら、人類は四年も生きることは出来ないといわれるつながりの深い生き物です。

わくわくします。

飼育種はイタリアミツバチということ。日本ミツバチとの競合、雑種、駆逐などは余り問題になっているようではないというのが、興味深かったです。

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女王バチを探してもらいましたが、隠れて見つかりませんでした。

夏の装いの大ふけ湿原!

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「ハッチョウトンボが生育する」 へーえ!

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「ハッチョウトンボってラン科の植物」が生育しているんですって。新種よねえ」

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「トキボウシってのもあるんだって、これも新種!」

「すっごーい!見てみたい!」

「そうするとなにですか、大ふけ湿原では、ハッチョウトンボってラン科の植物と「トキボウシ」という新種の植物が二つも発見されているってこと!」

「そうそう大ニュースだって新聞で読んだ気がする(^.^)」

 

「、、、卯の花の白妙に、茨の花の咲きそひて、雪にも越ゆる心地ぞ する。、、、、」

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奥の細道を旅する松尾芭蕉さんが、白河の関(福島県白河市旗宿)あたりでみた茨もこんなだったのだろうか!

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今日の世屋の里の茨をみて、ふと思いました。

放棄された田畑に生えこんで除伐に難儀しますが、園芸種の房咲き性バラの原種だったり、、実のエキスには、皮膚の保護作用、抗酸化性、美白性、保湿性、皮膚細胞の活性効果があったりと、なかなかの優れものでもあるそうです。

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また、このノイバラも万葉植物の一つ。

「道の辺の茨(うまら)の末(うれ)に延(は)ほ豆のからまる君をはがれか行かむ」(巻二十・四三五二)

作者の丈部鳥(はせつかべのとり)は防人です。

意味は   (道のほとりの野茨の先に、這う野豆のように、  まつわりつくあなたに、別れて行くのであろうか)

今生の別れになるかもしれない出立の時詠んだ歌とのことです。

草刈りがされている斜面に残っているアザミ。

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ウスバシロチョウが蜜を吸っています。

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草刈りの主はかおるさんです。畑のマルチになります。

それにしても?

「かおるさーん どうしてアザミのこしたんですかー!」

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「オオサカのガッコウのキョウシツにトドけてやるんですーハナモチもよくってヨロコんでくれるんですー」

「三橋美智也がうたっとるでしょー♪あざみのうた やまにはやまのうれいーありー♪わたしすきなんですー」

、、、、、、、ですって(^.^)

 

 

 

 

 

 

 

ミツバチの羽音に浸っていると、心地よくマッサージされるようです。

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みつばちが蜜を求めて飛び回る範囲は、半径約4kmほど。

五十河の巣箱の位置からは、内山・高山山塊も採蜜範囲になります。

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(↑ 椎の花)

また1匹のみつばちが一生のうちに採るハチミツは「スプーン1杯分」、といいます。

けれども一つの巣でがんばる働き蜂は、数千匹〜数万匹。

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スプーン数万杯分になるわけでたいした量になります(^.^)

2013/06/03

梅雨の晴れ間のマーガレット、

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このマーガレットの故郷は、大西洋の島、黄金のリンゴ伝説のカナリア諸島だとか。

ふと、訪ねてみたい気になりました(^.^)

田植えを終えた里。

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けれども里の人は次の仕事に向かいます。

畑の夏野菜の世話。

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緑の里には草刈り機のエンジンの音が響きます。

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刈り倒した草は、牛にやります。世屋の畑はみな、牛の作る堆肥の世話になります。

世屋の里の野菜が土産(おい)しいはずです。

2013/06/03

ウオーク&イートの調理と飲用水は、この畑の銘水をいただいています。

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水温12℃。

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検査では、どこの銘水にも劣らない水質と折り紙がついています。(^.^)(証明書を拝見させていただきました。)

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(↑ ポリ容器の標示に注目)

さて、次回は6月22日。シェフに持ち込んだ世屋の「土産」は、ヤマツツジとおとぎ(しろうまあさつき)の球根。

ヤマツツジは里山に暮らした経験を持つ世代なら一度は口にした思い出の花、

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おとぎは、世屋の里を訪ねた弘法様が、里人の優しさに感じて残された置き土産、

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どちらにも共通することは今ではふりかえられもしないこと!

ドラマチックにいえば「はたしてシェフは「土産(おい)しい」ものに蘇らせることが出来るのか!」

特におとぎの球根については、居合わせた和菓子のマスターと 対馬シェフが二人とも「土産(うま)い」!

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お世辞?

「お世辞抜き!」

このアクの強いのが?

「善味なおもて往生を遂ぐ、いわんやアク味をや!」

請うご期待、第2回ウオーク&イート・6月22日。現在四名。じわりじわりと広がっています!

 

2013/06/03

ネジキが咲き始めました。

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アセビとにているなあとおもっもっていましたが、やっぱり近縁種。花形だけでなく、牛や馬などに対してで毒になる成分をもっている事まで似ているそうです。

また、ネジキは捻木、ねじれた幹は薪割り泣かせだっとといいますが、そこは逆に魅力。ブナ林観察道には置物に磨きたいような株がいくつもあります。

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もう一つ、 「カシオシミ」という別名があるとのことです。

思わせぶりな何かありそうな名ですので、由来を探ろうと試みる人は多いようですが、確たる根拠を見つけたという話しは聞こえてきません。

ご存じの方、教えてください。

 

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