宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

2012/10/26

ハナアブがリンドウを訪れた。

(↑ 花の右上にハナアブ)

「生命は
自分自身だけでは、完結できないように
つくられているらしい」  と
『 生命は 』で 詩人の吉野弘さん。

花も  命だ、  おのれの欠如を他者からみたしてもらう必要がある。

(↑ 花を覗いているハナアブ)

「めしべとおしべがそろっているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
雌しべと雄しべを仲立ちする」と吉野さん。

「生命は
自分自身だけでは、完結できないように
つくられているらしい 」

それは、ときには、切ない命のやり取り。

(のはらうた 工藤直子)で

「もちろん おれは
のはらの たいしょうだぜ
そうとも おれは
くさむらの えいゆうだぜ」
・・・・と、かまきりりゅうじ。
そうだ、きみは真剣勝負を挑んだ武芸者。
けれど、カマキリの表情にも勝ち誇ったよろこびはない、おれは田舎のプレスリーににた力みがどこか悲しいのは、バッタの運命は明日の自分の運命と自覚しているからなのだろうか。

「生命は
その中に欠如を抱き
それを他者からみたしてもらうのだ」科学は、それを生態系という。

おれもそうなのかなあ、とヤマアカガエルくん。

「ま、それはそれでいいけど、さむくなってきた!もう体がうごかない、ぼちぼち寝るよ」

 

2012/10/26
阿蘇の海は不思議な海です。

(↑ 21日17時3分)

夕陽に染まる海は朝日にも染まります。

朝日に染まって一日が始まり、夕陽に染まって一日を終える海、

(↑ 26日7時11分)

阿蘇の海はつくづく不思議な海です。

 

2012/10/25
夏枯れだった銚子の滝、秋になり、雨も降りました。

滝の落水も勢いを取り戻しています。

27日の薬草観察会の野生植物観察は、

この滝からスタートします。

 

2012/10/24
たそがれ特等席に座ってみませんか
たそがれ特等席は、世屋高原休憩所藤棚の下。

昼間から座っててもいいんです。ビールでも日本酒でも、ちびりちびりやっていれば、たそがれ度はアップ。※飲酒運転は厳禁。
サッカーボールもってきても、グラブとボールもってきてもいいんです。絵を描いてもいい、鎌がありますので、草刈りでもちょっとしていただけば喜ばれます。

日が暮れるまで、空を見て風を感じて、鳥や虫を聴いて、雲、草、木、家を楽しんでいたらいいんです、、、、、、、

日が暮れ始めたら、たそがれ特等席は真骨頂
舞鶴の海とがった山は青葉山

金治郎さん、月の光で本が読めるなら、


月の明かりで、落としたアルバム探しましょう
たそがれ特等席は、世屋高原休憩所藤棚の下。


たそがれ特等席に座ってみませんか

 

2012/10/24

籠神社前通りの土産物店


ふーん!

へー!


じわりじわりと浸透、視線の先に27日の薬草観察会。

現在 参加19/募集20です。

2012/10/24
「ふなやといえば伊根、伊根へ伊根へとバスは走りますけれど、

船屋は伊根の専売特許じゃありまへん。

潮汐の差が少ない宮津湾、若狭湾の漁村に特徴的なものであって、

阿蘇の海にも船屋はあるのでっせ!

ちいさいけれど味のある船屋があるんでっせ。」

 

2012/10/24

「こっち見とるモンがいるぞ、なにしてるんやろ ちょっと見てきてくれんかえ」


「なに、わし描いてるってか、あっちにあるやろ、ええのが。なんであっち描かんの?」


このうちを見てると、ごくろうさま ありがとうとおもえるんです、、、人がつくれないものというか風雪に耐えてるじゃないですか、あっちはなんかつくったものっぽいから!そんな話をしとんなったで。

「そうか、そうなら、わしまだ建っとらなあかんな」

「なんなら、わしをアートしてくれるモンおったら、まかせるけど、おらんかいな」

・・・・・・・・・
『解説』
世屋の民家を描くこの人たちの視線の先は、崩壊寸前の廃屋。左には、新しい笹葺き民家。
なぜ新しい民家をかかれないんですか?不思議に思って尋ねました。
そうしたら、「風雪に耐える姿は人には作れないものだから」と。


廃屋といっても、その撤去は所有者責任で、周りからどうこうすることのできないのが現実。

しかし、絵は、心と心のふれあいで描くもの。里にとってマイナスイメージ、と肩身の狭い思いをしながら風雨にさらされている民家が、「にこっ」とした気がしました。

絵を描く人たちのソバの家の縁側で、豆選りをしていたKさん。

自分の畑の里芋が描かれているのを見ながら、

この畑で作ったものは何でも美味しい、気候や土、肥料、三拍子そろっている、と解説。今選っている小豆をもってきて、「まあ帰ってぜんざいにしてみなれ」


ホットな交流の花が咲きました。


、、、、ついでに、そっと付け加えました。そのぜんざいにはここで作った粟餅を入れるといいこと、橋立ワイナリーで買えること。

もひとつついでに、 「わし、アートしてくれるもんおらんかえ!」と廃屋がいっとりますけど、、、と。

11月11日開催の「丹後半島分水嶺 世屋高原・ブナ林縦断 紅葉トレッキング」の案内チラシができました。

皆様のご参加をお待ちしています。この写真は、下見の時の様子です。

241111分水嶺紅葉トレッキングチラシ

▼ 世屋高原の秋空の中で、今から歩く世屋高原の分水嶺の尾根、高山です。

世屋高原の秋空

▼ 下世屋から東野の旧道へ入り、松尾田んぼへ縦走。一本桜からの若狭湾は見応えがあります。ガラシャ夫人はどんな思いでこの道を通られたのでしょうか。

松尾たんぼの一本桜からの若狭湾展望

▼ 宇川と竹野川の分水嶺は気持ち良い林間コースです。時々海も遠望できます。

宇川、竹野川の分水嶺を歩く

▼ いよいよコースも終盤。高山から内山への下りは、ブナの林です。

高山から内山へブナ林を歩く

世屋高原の見所をいっぱい集めた贅沢なトレッキングです。お楽しみに!! <midorimushi>

 

2012/10/23
大宮バイパスのN呉服店のショーウィンドー。


むむ、ちまきザサ クロモジ、ハウチワカエデ、そしてブナ!

緑はちまきザサ 黄はクロモジ、紅はハウチワ、灰はブナの幹、褐色はブナの葉!ブナ家族の秋が配色巧みに描かれています。


さて、今日は「霜降」。天気予報では、西高東低、放射冷却などと冬の気象用語まじりに、「次の節気、「立冬」に向け、北風も吹き紅葉がすすみます」と語っています。
その紅葉、世屋の里からのフォトレポート。

先ずは、里の秋。高原休憩所のいたやめいげつもみじ。22日

2 世屋姫上のカツラ。20日

3 銚子の滝渓流のケヤキ。22日

そして、高山のブナ。21日

5 分水嶺のブナ。21日

明日の最低気温は平地でも(11℃)と予想。6~700mの世屋の山ではさらに冷え込み、

木々の葉の色づきが一気に進むことでしょう。

 

2012/10/23

サクラアートサロン!

ほほう!

「㈱サクラクレパスが運営している絵画教室です。 油絵・日本画・水彩画・クレパス!、デッサン・パステル・テンペラ・クロッキーなど絵の事なら何でも勉強できます。 事務局からお知らせ、教室の事や新宿なう、勿論ARTについても・・・ 実験的ではありますが枠組みの無い広い内容でつぶやいていきます。東京都 新宿三丁目 http://www.craypas.com/artsalon.html ※大阪にもあります。」


この教室の絵画教室、東京からのスケッチ旅行のご一行。コースは、美山、世屋、伊根と廻って、伊根は油屋泊。船屋を描いて、京都へ行く、ガイド眼からも、いいコースです。
ちなみに引率されていたのは、T先生。「黄昏特等席」で描いていらっしゃいました。

東京藝術大学美術学部絵画科 日本画専攻ご卒業 同大学院修了、かくかくたる画歴の先生ということ。しかし、そんな方とはつゆ知らず、

なんでも京都市のご出身で 丹後にも縁があるとか。など、気さくで気楽にお話していただき,手元も撮らせていただきました。


「スケッチツアーにて訪問。風情あふれる景色に参加者一同感動しておりました。このままの形で今後も残していただきたいです。」と添乗員さんの交流ノートに書いていただいた一文。

思うに、、、スケッチ旅行作品展を現地で開催していただくとありがたいんですが!

描いていただいた里の民家は、歩いて作品を見せてもらいに行けません。会場もありますし、なにより地域振興になります!

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