宮津エコツアー · 最新のお知らせ

最新のお知らせ

世屋・高山ガイド部会では、5月17日に定期総会を開催し、平成24年度活動報告を行いました。

その活動報告書です。

24年度活動報告p1

24活動報告p2

24活動報告p3

24活動報告p4

24活動報告p5

24活動報告p6

実績報告別紙2-1

2012/10/23
薬草、どんなもんでも、薬草でしたなあ、むかしは、医者へいけるもんでもないし、薬売りの薬もあるもんでもないし、金もかかるし、、、だから母親はいっつも薬になる草、滋養になる草いうのをゆうとりました、と、てるみさん。


どんなものですか?
センブリちゅうですか、ちいさいもんですで、おおきなっても、親指と中指の先っぽくらいのもの、百姓は元気に働けなあかんですで、それにはまずしっかり食べること、でもむかしのことええもん、やわらかいもの消化のええもんたべとりませんでな、

かならず煎じて飲ましてくれました。
いまは、草場が無くなって、絶えてしまいましたわな、

「おのは」とか、「せきりぐさ」「だめ」いうのもちょうほうしましたで。

※「おのは」クロ花ヒキオコシ 、「せきりぐさ」ゲンノショウコ 「だめ」ドクダミ

(てるみさんの里芋畑)

さて、世屋の秋を楽しむ・薬草観察会が近づいてきました。

丹後の薬草は『丹後の薬草88選』に200種以上がリストアップ、そのうち88種が写真付きで使用法などが紹介されています。富川惇志先生の手になる労作です。それらを、秋の世屋の野で、小笠原巌先生の解説でご覧いただけると思います。募集人数20人で、現在、17名。健闘しています。

(↑ 現在ふるさとミュージアムで開催中の背板展のポスター写真になっている所)

お昼の世屋弁当も、今回は『薬膳』というお題で、研究してもらっています、合歓のマメやつるあずき、これご飯にまぜようか、とかそうそう、「ししうど」!これ、どうかしら、世屋では、「べんじょぐさ」ってたべられるものじゃないというけれど、わざわざそういうからには何かあるかもしれない。西洋では、ケーキにもつかうし、「あんじぇりか」、天使の花というほどのものよ、」など。お楽しみに、というところです。

「丹後半島分水嶺 世屋高原・ブナ林縦断 紅葉トレッキング」

宮津市と京丹後市をまたぐ広域ウオークです。海・里・山が一つになった丹後の里山を堪能ください

要項

■ 日時   2012年11月11日(日)
■ 集合  五十河・小町公園 8時30分
※ マイクロバスで出発地に移動します
【コース】                                                                                 ・
下世屋~松尾田んぼ~高山・内山ブナ林~内山ブナハウス  ・
発 9;00                                  着予定  15;00       ・
(~五十河・小町公園)  標高差 550m 距離 約10Km              ・

丹後半島高原部を下世屋から高山まで、宇川、竹野川、世屋川、三川の分水嶺を縦走、五十河小町公園へ下ります。下世屋から松尾田んぼの道はガラシャ夫人隠棲コースとされます。龍渓を渡る石作りアーチ橋、一本桜付近からの若狭湾パノラマ展望、岳山湧水田んぼ、天の橋立を遠望する北近畿随一のブナ林など見所いっぱい。

【利用料金】 一人2,600円 (保険込み、秋の世屋弁当・お茶付き、マイクロバス)
【募集人数】 20名 最少催行 6名  小雨催行
【参加受付】 11月4日まで
【申込先】  宮津市エコツー推進協事務局 ℡0772-45-1625
天の橋立ユースホステル   ℡0772-27-0121

主催;宮津市エコツーリズム推進協議会・世屋高山ガイド部会

 

2012/09/09

ご機嫌ですね。達夫さん、

隣はYさんとYさんのお友達、絵を共に専攻した学友だとか。

その友達曰く、「風が気持ちいい!」それをデトックス(老廃物の排出)ていうんです!

風も本物。日差しも本物、命も本物。
達男さんもとっても楽しそう。、

デトックスできて里の人も孫に教えるようで元気になる、それは、エコツアーそのものの価値ではありませんか、このあと、稲木おろしに脱穀、そしてそば刈りソバ架け、と里の仕事が続きます。


私たちは答えばかり与えられています。過程抜き。

過程にこだわりたい方に、紹介します。
苦労は金を出しても買え 体験に勝る感動は逃げません。目減りしません。稲木おろし脱穀、そしてそば刈りソバ架け、宮津エコツアー、世屋・高山ガイド部会お奨め。

して見たい方、やってみたい方、お一人方から相談にのります、お問い合わせは
宮津エコツアー推進協議会・世屋・高山ガイド部会(090-7346-4659 代表 安田まで)

 

A シリーズ国際理解講座
京の里センターの企画です。

リポートは 京の里センター主宰者 森豊彦氏。生物の専門家として国際協力事業団活動に携わった経験などのスライドを駆使した報告が内容です。

六回シリーズで、
1回目、7/29 東南アジア バナナの里とフィリピン世界遺産・・・・  でした。
日本の高度経済成長時の住宅建設ラッシュ、その用材は東南アジアの島々から切り出されました。はげ山をバナナの里に蘇らせるプロジェクトを訪ねるツアーの報告。水牛がおり、棚田があり、リヤカーオートバイをがあり!日本の昭和30年代までに体験した世界ながら活気と創造性に圧倒されます。
2回目は 8/5   アフリカ  チンパンジーとタンザニアの自然  が計画されています。

■会場 峰山町新町 京の里センター ※ マイン 川を隔てて北側
■時間 午後1時~同1時40分
■参加費 500円 資料・冷房費  予約必要
■ 申し込み 京の里センター 0772-62--5226

国際協力事業団の事業の中心は開発途上国の人材養成。国興し!しかし、先進後進の関係の押しつけではあってはなりません。発展とはなにか、幸せとはなにか、発達とは何か、日本人は何をしてきたかの自省があって成立するものでしょう。
森氏のレポートのおもしろいところは教育 経済 自然 エネルギーなどにわたってそれがあること。確かな視点から切り取った一枚一枚が、行き詰まった文明文化にエコの覚悟はあるのか、ヒューマンな説得力をもって訴えかけてきます。

今後、③ 南米編(アマゾン低地とアンデス高地の人と自然)ボリビア
④ 中米編(自然を生かす観光振興のすばらしさ) コスタリカ・ホンデュラス
⑤ 北米編(世界一の昆虫食の国 美味い虫の秘密) メキシコ
⑥  東南アジア編(ボルネオ 不思議の森と人々の暮らし)  マレーシア
を予定とのこと。希望があれば随時開講。出張講座なども可。
連絡先 京の里センター 0772-62--5226
※教育関係の方は、090-7346-4639 安田まで>

また、久美浜コウノトリの記録も希望すればみせてもらえます。

B  川合ケンさんウクレレライブ! 日ヶ谷・天長寺で

日ヶ谷は、世屋谷、波見谷、と共に丹後半島中央高台の地滑り由来の地形に暮らしを刻んだ橋北三谷の一つ。
天長寺は、地久山天長寺と称し、僧行基の筆と伝える大般若経、法現永筆の文殊菩薩画像その他雪舟、東舟の絵画などの貴重な寺宝を伝える臨済宗妙心寺派の名刹。

川合ケンさんはコブクロ、ジェイクなどとも共演するテクニシャン。ハープギターで三宅さんの語りと共演してくださった安田守彦さんの肝いりでウクレレライブが実現しました。おっさんもウクレレをたしなむ気さくな方、お誘い合わせていかがですか。

■ 日時  8月19日(日)
10時~    地蔵盆会 水子塔婆供養
10時40分~   ウクレレライブ  (60分)
12時~    昼食
■ 会場    日ヶ谷。天長寺
■ 参加費 大人 1000円 昼食(カレーライス、飲み物)込み  子供 無料
■ 問い合わせ 天長寺  0772-28-0866

 

2012,5,18
自然と共に生きた歴史を豊かに湛えた世屋の里、「旧世屋村・五地区のバス巡り」が、ふるさと会議世屋さん主催の講演会、『活きていこうこの村で、世屋の里から見る日本』講師 岡田知弘先生(京都府里力再生アクションプラン政策検討会議座長/府・市・自治連後援)に協賛する形で実現することになりました。プランは、下記の通りです。

順路 発・畑→下世屋→上世屋→木子→松尾(→下世屋)着・畑
募集人数 20名様
人数に達し次第締め切ります。
集合  宮津市畑 畑公民館下駐車場
時間  6月17日午前10時半~午後1時
参加費 一人様 2500円
(含む バス代 弁当代 資料 ガイド料 保険)
問い合わせ・申し込み
宮津市エコツーリズム推進協議会・世屋高山ガイド部会
部会事務局  090-7346-4639(安田)

(↑ 松尾の一本桜)

さて、そのコースのイメージバス巡り。

丹後半島の南西寄り、旧世屋村で構成する世屋の里は、現在、畑・下世屋・上世屋・木子・松尾の五つの地区からなります。
これらの地区は谷を隔て尾根を隔てて点在します。丹後半島は独立峰がありません。中央高台とも隆起準平原とも呼ばれるなだらかな高原になっています。世屋の村々はその高原に刻む谷々の水源に位置します。他の村とは数キロ離れているため、隔絶型集落とも形容されます。
このような様式で立村したのは、地質が関係しています。標高の最も高い村・木子では、化石採取ができます。魚化石も発見されました。地質は、泥岩、砂岩、頁岩など堆積岩によって構成されます。この柔らかい地質に降り注ぐ雨は大小を問わず幾たびもの地滑り山崩れを発生させました。
しかし、人は、そのようにしてできた、水のしみ出るゆるやかな斜面を見逃しません。蕗の種のように根付き、豊かな自然を糧に歴史を刻み、隣村と縁戚関係を深め、村々とを最短の山道で結んでやがて現在の行政区の形を作ってきたのです。宮津市に合併したのは、昭和三十年のことです。合併時にあった、東野、駒倉、浅谷の里は、離村によって今は名前のみ残しま。

(↑ 畑 5,18)

さて、五地区のイメージバス巡り!
畑川の水源の村、畑地区は、日置金剛心院を左折します。石組みと水のきれいな紙すきの里です。下世屋へはいったん戻って、谷を世屋川に変えて昇ります。おたまさんが、味土野に逃れたさい、たどった道かもしれません。右に特徴のある谷を刻みます。河岸段丘です、金剛心院から約三キロ、山口神社から左折して、下世屋旧道。龍渓を経て、谷沿いの道約3キロで、世屋姫神社の棚田群。日本の里100選(朝日系)・日本の里地里山30選(読売系)の山里・上世屋の里を巻いて、銚子の滝の上、新観音付近の二股を左に取れば、駒倉方面、木子、松尾へは右に進む。広い直線道路は、崩壊したバブル期の高原リゾート開発の名残。300mで、また二股。左、木子、右松尾。まず左折木子へ。谷は野間方面に向く。家は残るものの住民は移転した人ばかり。ペンション二つ。畜産農家一戸。木子の見所は地球は銀河の一員であることを実感させる夜空満天の星。(残念、今回は昼の旅!)松尾は、岳山へだててある。最短の道はあるが軽トラックのみ。
木子別れへもどって縦貫林道を松尾方面へ。若狭湾に向いた斜面に新松尾の景観。圃場整備を敢行した松尾圃場。新たな農業への挑戦を励ますさくらは溝口へいいちろうさんの手植え。人呼んで松尾の一本桜。お弁当にしましょう、家族旅行村。ここの施設は、、、

(↑ 上世屋のおばあちゃん)

畑のせせらぎからも、下世屋の碑からも、一つとして同じ形のない上世屋の畦の形からも、木子の畑を覆う草木からも、広大な松尾農場の直線からも、語る声が聞こえてきます。
土に生きてるもの みんな連れ
大風 吹いたって 大雪 降ったって
泣きながら  笑いながら しぶとくいきていく・・・・
そして、再び下世屋へ、石造りアーチ橋を歩いて、講演会会場へ、お話は、京都府里力再生アクションプラン政策検討会議座長・京都大学公共政策大学院院長岡田知弘先生!
、、、、これで参加費2500円!
にしがき風にいいます!
やすいよ やすいよ いかなきゃそんそん!!
募集定員はわずか20人様、今すぐ申し込み!

 世屋・高山ガイド部会では、一年間の活動の成果として「世屋の里ガイドウオーク」パンフレットを作成しました。これは地域力再生プロジェクト支援事業の一部として実施したものです。

 このパンンフレットを活用して、より良い、みんなに楽しんでいただけるエコツアーガイドを目指したいと思っています。お気づきのことやご感想などが有りましたらお聞かせください。

上世屋と藤織りがテレビ番組で放映されます。

世屋・高山ガイド部会が収録に関わったテレビ番組が次の日程で放映されます。

2012年1月30日(月)

午前7時45分~7時55分

NHK BSプレミアム

「ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅 京都府宮津市 機織りが育てる森」

↓ 詳しい番組HPはこちら

http://www.nhk.or.jp/satoyama/

 天橋立観光協会からの依頼で、モニターツアーに行ってきました。「パワースポット巡り」と「三所詣で」の両方に参加しました。お客様が4,5人と少人数でもあり、エコガイドの案内には向いていると感じました。まあ、手前味噌ですが・・・。

 勉強になったのは、ガイドさんの時間への気配りです。また、ガイドさんの説明に聞き入るお客さんの表情を観察できてすごく今後の参考になると思いました。順次予約が入っているそうなので、ほかの部会のみなさんも参加してみませんか。申込を待っています。

                  

最後に、見ると幸せになるおしゃれな植物を紹介しましょう。ばら科オオズミです。知りたい人も会いたい人も天橋立に来てね!

 天橋立ガイド部会:赤松とみこ

世屋の松尾出身。記録を残すため現地を訪問。

屋根が崩れ、土壁が落ちている土蔵の近くに、真赤な

実と見事な緑の革質葉をつけたフユイチゴの群れが、

今を盛りに息づいていることを見て、これが自然なのだと安

堵しました。

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