2012/06/02
昨日の個体(たぶん)が、藤棚のそばのフジバカマに休息している。

旅立たなかったの!
ねぐらもフジバカマなの、君は?花も咲いていないのに。
寄って撮影しようとすると気がついて、空高く舞い上がって行くがまた戻ってくるそのくりかえし。
フジバカマが体全体から放つ臭いに呼び寄せられるのだろう。
ひょっとして、君はここで繁殖するつもり?
昼間の日差しを十分に浴びた天橋立の花たち。紫外線情報など全く気にしない彼女たちも、寝化粧に余念はないのでしょうか。その素振りは全く見られません。日没直前の大天橋 船越付近の与謝の海(宮津湾)側の、花たちです。
ハマヒルガオ
コマツヨイグサ (あかばな科)
二年草で茎は、地表を横に枝分かれしながら伸びる。白砂青松の天橋立をむしばんでいる有害外来植物の一つで、猛烈に増殖中です。鳥取砂丘でも、「砂丘に浸入する雑草」として、指名手配、除去に余念がない。北アメリカ原産の帰化植物。
ハマボウフウ (せり科)
浜防風 ヤオヤボウフウとも言って、若葉は生食用になる。刺身のツマとして、天橋立の旅館・ホテルで用いられている。
2012/06/01
世屋高原休憩所に行きましたら、三脚を立て里を撮影中の先客。
車は大阪ナンバー。話しかけてみたら、枚方から来た 「上世屋」の棚田や民家、サクラのすばらしさを知人からきいたので、とおっしゃいました。「知人から聞いた!」これって、「口コミ」じゃないですか。
今見時の花は、とおっしゃるので、高原のサクラうつぎ(タニ卯木)とおおふけのレンゲツツジの群落に案内しました。
遠雷のお客をもてなすかのように、雲が切れ、折から傾きかけた日が当たってくれました。
(さくらうつぎ)
(レンゲツツジ)

さて、そのレンゲツツジ、周辺部の湿原では、めっきり数を減らしています。園芸目的の採集です。特に悪質なのは販売目的の園芸業者だと言います。大切に見守りたいものです。