宮津エコツアー · 6月 2012

6月 2012

2012/06/02

昨日の個体(たぶん)が、藤棚のそばのフジバカマに休息している。

旅立たなかったの!
ねぐらもフジバカマなの、君は?花も咲いていないのに。
寄って撮影しようとすると気がついて、空高く舞い上がって行くがまた戻ってくるそのくりかえし。

フジバカマが体全体から放つ臭いに呼び寄せられるのだろう。

ひょっとして、君はここで繁殖するつもり?

 

2012/06/02

ウレシカッタワー!

どうしたの?

オオブナサントハナシテキタノ。

大ブナは、里の350年を見てきた。

世屋・内山ブナ林は、丹後の水源の森。ここから駒倉、野間を経て海に注ぐ川がある。宇川。河口の里、平に、男性世界最高齢・木村次郎右衛門さん(1897年生まれの114歳)がいらっしゃる。
これから100年を、350年を生きる知恵、教えてほしいことはいっぱいある。


!!・・・・・!そりゃあええことだった

 日の出直後の花たちの様子です。

ハマヒルガオ

コマツヨイグサ

 悪いヤツほど、よく眠ったのか。

ハマナス

 花は今日一日の命です。

マンテマ (ナデシコ科)

ハマエンドウ

 昼間の日差しを十分に浴びた天橋立の花たち。紫外線情報など全く気にしない彼女たちも、寝化粧に余念はないのでしょうか。その素振りは全く見られません。日没直前の大天橋  船越付近の与謝の海(宮津湾)側の、花たちです。

ハマヒルガオ

コマツヨイグサ (あかばな科)

 二年草で茎は、地表を横に枝分かれしながら伸びる。白砂青松の天橋立をむしばんでいる有害外来植物の一つで、猛烈に増殖中です。鳥取砂丘でも、「砂丘に浸入する雑草」として、指名手配、除去に余念がない。北アメリカ原産の帰化植物。

ハマボウフウ (せり科)

 浜防風 ヤオヤボウフウとも言って、若葉は生食用になる。刺身のツマとして、天橋立の旅館・ホテルで用いられている。

五百年前 晩年の雪舟等揚が、室町時代の守護所・丹後府中の盛況ぶりを眺めながら、ここを通ったのかもしれない。丹後国分寺や安国寺などの伽藍は見あたらないが、茜色の空や穏やかな阿蘇海の水面に映える夕日は、今も変わず、素晴らしい。

 天橋立のアサリは、今が旬。よく実がしまり、プリプリしていて、おいしいこと間違いなし。日の出と共に朝もやの天橋立運河(文珠水道)や大天橋水戸付近に、十隻程のアサリ舟が、出漁していました。顔見知りの漁師さんも、そうでない漁師さんも 頑張って!。

アサリ堀のジョレン(鋤簾)

2012/06/02
かっわいー!カメラを向けました。

「こんないなげなもんだけど撮っとくれるだな」
うれしいけれど謙遜をした言い方の世屋弁です。
「吸い寄せられるんですわ、かわいいもんに、このレンズは!」


ハンショウヅルとおしゃべりしながら撮らせてもらいます。

この花、きんぽうげ科せんにんそう属で、学名 Clematis japonica。クレマチスやテッセンの仲間。

花後に伸びる新しいつるをさし木すればふやすことができるということです。2ヶ月くらいで根が出て苗になるそうです。ポット苗で800円で出ていました。Mさん、秋の観光シーズンに間に合いますよ。

2012/06/01
休憩所周辺にフジバカマを植えています。狙いは、浅黄まだらをよぶことと藤織りの里にフジバカマ、語呂合わせキャッチコピー作り!。

(手前がふじばかま。その向こうのピンク色はややフライング気味のナデシコ。)

フジバカマは地下茎で増えます。昨秋に植え付けたのが、この春、芽を出し育っています。
今日、その上を舞う一頭の蝶。


(写真中央の右よりのらしきもの 拡大してみてください。止まって美しい色を見せてくれませんでした。)

?!!あさぎ、、!
ええ、そのあさぎマダラ。北上中に立ち寄ったのでしょうか。秋には、仲間を連れてまた立ち寄ってほしいです。

2012/06/01

一つ目。どうしたの?水袋下げて!

「水道が濁って使えない。」どうしてえ!。「滝の上で工事しているやろ。」ええ、そうなんです。上世屋の水道は、銚子の滝の下で取水しています。昨年地滑りを起こしたのは、その滝の上。

開通に向けての工事の影響です。水の里・上世屋のとんだ珍事。ちなみに、現場の工事責任者の方、「秋の紅葉シーズンには必ず開通します」とのこと。
二つ目。村の入り口の六地蔵さん前の拡張工事が終わりました。

あとは、山側法面の整備だけです。

2012/06/01
世屋高原休憩所に行きましたら、三脚を立て里を撮影中の先客。

車は大阪ナンバー。話しかけてみたら、枚方から来た 「上世屋」の棚田や民家、サクラのすばらしさを知人からきいたので、とおっしゃいました。「知人から聞いた!」これって、「口コミ」じゃないですか。
今見時の花は、とおっしゃるので、高原のサクラうつぎ(タニ卯木)とおおふけのレンゲツツジの群落に案内しました。

遠雷のお客をもてなすかのように、雲が切れ、折から傾きかけた日が当たってくれました。

(さくらうつぎ)

(レンゲツツジ)


さて、そのレンゲツツジ、周辺部の湿原では、めっきり数を減らしています。園芸目的の採集です。特に悪質なのは販売目的の園芸業者だと言います。大切に見守りたいものです。

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