「木の皮の半分は北風を知らない」(にんじん)とジュール・ルナール。
丹後半島は、その木。
(↑ 11月25日 宮津杉末海岸付近から橋立越にみる丹後半島 左が北西 右側が南東)
11月27日。
(↑ pm15;15 五十河付近から見る丹後半島)
北風をうける側。
(↑ am8.40 筆石 長磯)
(↑↓ PM13;30頃 平海岸付近)
(↓ pm13;45 屏風岩付近)
(↑↓ PM15;45頃 江尻、日置海岸付近)
ちなみにこの日の世屋の里。
霰が積もり、世屋観音堂も冬支度。
蕭々と銚子の滝。
2012/11/27
よくしゃべってくれるおばあさんだった

日置小松浜。
一握りの菜っ葉を抱えて現れたおばあさん、問うともなく語ってくれた、海の水で洗いに来た、ホウホウ
塩もみしたら美味しいので、ほーう

ここからは白山が見える ホウ
天気のいい日に限る ホウホウ
(それ、わたしも見た!)
年に一回あるかないかだけど
この前見えた ホホー。
ここにはタルイカがあがる ホウ
今年はよくあがる ホウホウ
、、、、ひょっとしてタルイカ拾いのライバルと探りを入れられたのかな(^.^)
しかし、おばあさん、わたしの狙いは別。
日本海生まれの雲が世屋高原を越える北西の風に押し出されてくる、虹の立つ条件はそろっている。その虹。
「日置虹のまたの日は晴れ」ここに虹が出た次の日は、晴れます、みててください!
今日の発見!打ち寄せた波が砕ける、その勢いが起こす風、この風の温かいこと。
文珠地内が海であったころの街道「須津峠」へ、宮津美しさ探検隊のメンバーにお供。
起点は西宮津ロードパーク。須津峠まで0.8km。峠から文珠までは更に2.1kmの道がある。
使われなくなって久しい道は、石畳・階段・石垣・側溝・田畑の跡など往時を偲ぶことには事欠かない。しかし、孟宗竹の繁茂、倒竹木・草木等による進路妨害など整備がなければ通行が出来ないところ。今年ここを宮津美しさ探検隊のメンバーなど有志で整備されたことに感謝しながら登った。
起点の道標(宮津トンネル入口のすぐ上)
竹林と階段
須津峠道標 文珠側へはここから直角に山道を登る。岩滝口駅側は未整備。
2012/11/25
栗田から由良の間の奈具の海岸から、加賀の白山を見た、という話はよく聞きました。
(↑ 水平線左の島は冠島、右の半島は舞鶴の半島 白山はその間に見える)
どうやら山や半島にじゃまされず若狭湾を隔てて直接対面できる位置関係にあるらしいのです。直線でも200kmは離れています。けれどもそこは白山、2700mの山ですので、地球は丸くても、理屈の上からは見えるのです。
とはいえ、海は暖流の海、最大の障害は発生する水蒸気。
ですから、白山を見ることができるのは水蒸気の発生が0、白山が晴れているそんな条件をクリアした日にだけ、ということになるのです。
前置きはそれくらいにして、それが、「今日」でした。
白山、文字どおり純白!すでに冬が来ていました。
ちなみに白山の初冠雪は10月24日。11月15日より白山公園線などは冬季通行止めになっているとのことです。今日は見えるかもとねらっていったのた゜ったら、相当の白山通です。
が、今日の本命は由良鉄橋を渡るKTR狙い!
ばっちり、
ねらったとおりでしたよ。