宮津エコツアー · 11月 2012

11月 2012

2012/11/03
ガマズミ!
果実酒に、 酒を飲める人だけの楽しみ!
ジャムに、 この実はタネばかり、大量に必要!

そのガマズミ、幸運にも大量になっている枝を見つけました。
筋書きではジャム。
作り方は種があるので、それをとる必要があること以外ほぼ一般的なジャム作りと同じ。


「実を5分程煮沸すれば種が濾し取りやすくなる。それをざるにあけて漉す」とよい、ということですので、それに従いました。あとは、濾し取った果汁に砂糖を加え、弱火でジックリと煮つめます。

ガマズミは疲労回復に良い「マタギが重宝した」等の伝承も云われています。世屋の薬膳の仲間にいいかもしれません。また、味はともかく山の味、美味です。ブルーベリージャムと比べても、遜色ありません。瓶詰めでガマヅミとブルーベリーが並べてあればわたしなら、がまづみのほうから手に取ります!

和名語源は、かみを染めるのでという説、元気になるのでこれは神様がおさずけくださった「神つ実」であるという説。後者の方にロマンを感じます、

ところで、大量にでた種を見ているとなんだかむずむずします、発芽力は煮沸したものでも残っているのか、ちょっとしらべていたら、こんな情報に出会いました。

「平成20 年度医療・健康福祉関連産業ビジネスモデル構築事業
ガマズミを活用した地域を元気にするビジネスモデル
公立大学法人青森県立保健大学・栄養学科 岩井 邦久」

ガマズミに関心がある方、

www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/shoko/…/2010-0115-1102.pd

を検索してみてください。

 

 

2012/11/02

世屋高原休憩所グランド山側の土手、そこは「日本の里100選・世屋の里」の絶景ビューポイントです。

かっては苗代が作られていたというところです。
4日に長岡緑の少年団の皆さんの協力を得て計画している植樹はここの再開発を目的にしています。樹種はカエデです。
さて、Tさん、当日参加できないのでと今日(2日)、刈り払い、杭立て、穴掘りなど下準備に汗をかいていただきました。


うちが畑にしとった所だけど、ようせんでええようにしとくれたらうれしいとKさん。


エコツー世屋部会も世屋高原エコツーリズム推進の拠点施設として、この休憩所の管理団体に加えていただいています。

春の桜や藤とともに、里の彩りとして村の人やお客さんの眼をたのしませてくれればと思っています。

「コスモス畑にするのもいいかも」とTさん。

 

2012/11/02

観光まちづくり、「感光」地域興しは宮津、世屋の課題です。それは伊根町も同じです。

その伊根町で「観光まちづくり大学」が開設されたということです。その受講生の方たちが、世屋にみえました。

第一回講座のお題は、山と海、そのつながり! 伊根町はうみとやまの町。海と山は、ものとも、人とも、命とも深くつながっています。海だけが潤ってもいけません。山と海がつながって潤うことが町の課題です。
では、どうつながるのか、先ずは山で暮らす挑戦、山の自然を生かす試みを見てみようと、その候補に世屋が選ばれたわけです。


具体的には、合力の会と家を主宰される井之本さんの視界を現地で学ぶという企画でしたが、井之本さんの計らいで、世屋・高山ガイド部会にも声をかけていただいて、わたしと、ミドリムシさんとで参加させてもらいました。


印象的だったのは、船屋を見てもらうことが観光化の目的でなく、伊根の基本産業の漁業などの活性化につながることに意味があると考えているとおっしゃったことでした。同じことが世屋のエコツーリズムにもいえるからです。


また、山で、特に広葉樹林の腐葉土で生成される微量金属・フルボサン鉄が海を豊かにすることが明らかにされています。見えないところで、海と里は緊密に結びついています。

遠来のお客さんから見れば、世屋と伊根は指呼の間。

海と山の「日本の里」どうし、相互に、伊根いってみなさいよ、 上世屋いってみなさいよ、という関係の深まることの意義ははかりしれません。

交流に交ぜていただけたこと、感謝感謝です。そして、海に魚は泳いでいても、ブナのモミジはみられません!山の景色はきれいでも、美味しい以下は釣れません、相互の良さを知り抜いている海と山のガイドさん同士で、共同して企画を作ってみたいですね(^.^)、

2012/11/01
11月、
海に冬が来ました。


海はレースを織っています。

波は踊っています。

風は笛を吹いています。

花は、歌っています。
(↑ 以上 丹後町 上野海岸 花はツワブキ )
冷たい風は暖流の上の暖かい空気にぶつかったとき、暖かい空気の下に潜り込み持ち上げるので、それが雲になるのです。
風はその雲を山へ押し上げます。
雲は雨になってブナの梢に降り注ぎ、ブナの幹を走り、田を巡り
海へ帰ります。雨はやがて霙になり雪になります。
丹後の冬は海からきます。
(みた↑ U中 三階より見た日本海)
冬の海は風のマットです。風たちがレスリングしているのがみえるでしょ。
冬の海は波のグランドです。岸へ向かって、繰り返し繰り返し走ります。
(↑ 屏風岩)
明日は12月上旬の気温だということ、
紅葉を一気に進ませるはず。山から眼をはなせません。
ちなみに、今日の天気図
全国の天気図

智恵の文殊菩薩のお膝元 智恩寺境内は植生の宝庫でもある。

スダジイの実は栗や柿と共に、子供のころの大切なおやつ。シイのそばにあって食べることができるシャシャンボ(小小ん坊)の実も色づき始めた。

いまの子どもたちは果たして食べるのだろうか熟すと黒紫色で白粉を帯びる

 

シイの葉に夏の名残

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