宮津エコツアー · 世屋のスミレ ~里山早春賦ウオーク 13~

世屋のスミレ ~里山早春賦ウオーク 13~

2013/03/31

コタチツボスミレとタチツボスミレを区別する要素とは、小型であることのほかは決定的なものはないとのこと。

これは大きくはありません。コタチツボスミレ なら近畿以西の本州から九州まで分布。愛知県の方には、へえっ!しかし、コタチツボなら葉は三角に近く、ということです。しかし、△かというと丸い!葉の直径1cm以内がコ、とも決められていない!

だからコタチツボスミレともいいがたい(^.^)

ともかくスミレというと 分布域が広く、それぞれさまざまな環境に合わせて生育するため、個体変異も多いのだそうです。
日本のスミレ属は55種が知られており、京都から新潟の日本海側に見られ多雪地帯に適応したものと考えられるツルタチツボスミレ 、九州北部から主に本州の日本海側を東北地方まで分布するサンインタチツボスミレなど、地域特定の種類もあるということです。京都から、とか 本州の日本海側とかいえば丹後半島、世屋高原には必ず生育しているはずです。しかし、それらがどれなのか確認できていません。今年の研修課題なのかもしれませんね!


それにしても、生えているのがこんな崖っぷち。種がアリさんによって運ばれて来たのです。

このページのトップへ