宮津エコツアー · 3月 2013

3月 2013

2013/03/19
『正月(むつき)立つすなはち華のさきはひを受けて今歳も笑ひあふ宿』と橘曙覧。

この歌の意味をいただけば、世屋の里は 今が正月(^.^)

永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福などの花言葉を持つ世屋の里のフクジュソウを、毎日新聞の阿部さんが取材してくださいました。

掲載は2013/03/20の予定とのことです。

3月、里のウオークではフクジュソウ、ヤマエンゴサクなとスプリングエフェメラルたちに会うことが出来ます。ウオーク希望の方は事務局までお問い合わせください。

2013/03/19

サクラが咲きました。大宮町森本トンネル付近のヤマザクラ。

一方のウメは一足早くに満開。3月16日 岩滝町男山付近。

ヤマザクラはウメの開花から間をおくことなく咲きます。

「もろともにあはれと思へ山ざくら 花よりほかに知る人もなし」 大僧正行尊

うかれける人や初瀬の山桜 芭蕉

蕗の葉に 煮〆配りて 山桜  一茶

まだきとも散りしとも見ゆれ山桜 蕪村

♪ウメは咲いたかサクラはまだかいな♪

ここで歌われているサクラはヤマザクラのことです。

ソメイヨシノは、ずうっとあと、3週間は先になります。

ちなみに、上世屋では、17日に、ウメが一輪。

 

2013/03/19

何でもないものネコヤナギ!、、、、なんですが、

「そうかあ!」と言うように白石さんが見入っているのにはわけがあります。

井之本さんが、雪の解けた山の田から降りてきたてるみさんがもっておられた枝をみて、ネコヤナギが膨らんでましたか!と声をかけたところてるみさん、ここらじでは、「ひがんばな」というですだでと答えられたということ。17日から春のお彼岸が始まっています。てるみさんは、遅い世屋の春、仏様にお供えの出来る貴重な春告げの花として、採ってこられたのです。

『秋の「ヒガンバナ」にかき消されてしまっているけれど、春の「ヒガンバナ」もあったのだあ!』

ちなみにこのネコヤナギ、ととんぼ 広島 かわめどり ぬくめどり 飛騨 等方言もたくさんあります。

また、ネコヤナギは種子を風で散布します。

水に浸る湿原のような環境はそうそうあるものではないのです。たくさーん種をつけて、東西南北あらゆる方角に飛ばして生育地を見つけます。

 

へえっ 幸せのオレンジのハンカチ!

よってみよ(^.^)

ろくろを回す師匠の手

「なるほど-」

世屋焼きは、世屋の土で焼いた焼き物。世屋の民家の用材は柱も屋根も壁もすべてが地産。その家で呑む酒も地産!なら、それを呑む器も地産で!と言うのが、「世屋焼き」の発想とか(^.^)堆積岩の隆起台地の世屋高原には粘土の地層が露出しています。それが地滑りの原因になっているのですが、その粘土が良質の壁土の材料になるのです。この壁土にふれた師匠の直感、「これは焼ける!」

土から組み立てるエコツーリズム!

「あなただけの色に焼き上げるお手伝いさせていただきます」とのこと。

「タカラガイ」は、昔から貨幣として用いられていました。

 

「こんなに見事な光沢の『タカラガイ』が、天橋立にいたことに驚き」とは、わがガイド部会研修の先生。

どなたでも拾うチャンスがあります。同じタカラガイでも、左右この輝きの違い

2013/03/17

♪ヨッホー ホホッホホー ヨッホー ホホッホー 上世屋へ行こう
ヨッホー ホホッホホー ヨッホー ホホッホー みんなが待っている


福寿草と つくしの子どもが 肩をよせあう村


28軒の家々が 肩を寄せ合う村
♪ヨッホー ホホッホホー ヨッホー ホホッホー 上世屋へ行こう
ヨッホー ホホッホホー ヨッホー ホホッホー みんなが待っている

また、こんな時期が巡ってきました、あれは、「3月31日」(^.^)!

今日から彼岸の入り。

「お墓参りにかえってきました。」

 

 

 

2013/03/16

トントーン 戸を叩いて音を楽しむ女の子。

竹炭の匂いがするとお母さん。

古民家は五感で楽しむ物です(^.^)

ここたん初日。

会場の雰囲気を一言で言えば、白石さん、井之本さん、「二人の職人の生き様が結晶した世界」。


丹後の民俗民具民家、暮らし、伝承技能、世屋の土を用いた焼き物が温かく息をしています。

大江千代子さんとのふれあいを撮った井之本さんの写真がまたすばらしい。

ぜひ、訪れてください。

宮津には二つの歴史街道がある。一つは平安時代の千年の古道そして二つ目は江戸時代の参勤交代・巡礼の道・・・よくどこにあるかわからないと聞く
街道の入り口5箇所に案内板を作ることに。

3月15日森林組合で丸太を削って枠を作る。

枠が出来たら防腐剤を塗って・・・


そこへアルミ板に印刷した案内板を貼り付ける。

参勤交代の道案内板完成!!

千年の古道の案内板も・・・

古道案内板完成!!
3月下旬街道の要所要所に案内板を立てます。そして3月24日にはお披露目の古道歩きをします。
9時30分喜多駅集合で、参加費300円(KTR代別)金山~茶屋ガ成~寺屋敷~辛皮まで、帰りはKTRで喜多駅まで帰ります。皆さん参加してください。

2013/03/15

ダンコウバイもマメザクラの側に咲いていました。

3/14 大宮町

【ガイド雑学】
浅く3つに裂け幅の広い卵形の葉っぱが特徴的です。枝にも葉にも実にも芳香のある木です。
この香りは?「クロモジ」!同じクスノキ科クロモジ属です。
「山地の落葉樹林内や林縁」という自生場所も共通します。しかし、世屋高原のエリアでは、クロモジが圧倒的に多いように感じます。新潟県、関東以西、四国、九州に分布するだんこうばいに対してクロモジは本州全域に分布するということです。耐寒性に差があるのかもしれません。クロモジは粘りの強い木でかんじきの材料にされますが、ダンコウバイの木質はさくいような感じです。

2013/03/15

桜が大分で開花との報道。サクラ、丹後でも咲いてますよ、キンキマメザクラって桜が!


14日 大宮町

【ガイド雑学】

① 分類について
「原産地はヒマラヤ近郊、北半球の温帯のさまざまな自然環境に合わせて多様な種類が生まれている」と言うのがサクラの説明のスタートです。
日本においても
□ヤマザクラ群 – ヤマザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、オオシマザクラ など
□エドヒガン群 – エドヒガン など
□チョウジザクラ群 – チョウジザクラ など
□カンヒザクラ群 – カンヒザクラ など
□サトザクラグループ(雑種からなる群)
等に分かれて多くの種類ががあり、
キンキマメザクラも
□マメザクラ群 – の中の一種
と言うことです。
② マメザクラの「マメ」について
花が小さいと言うことではなく、樹高1m程でも花をつけるように樹木としては大きくならないことによるようです。寒さにめっぽう強く-20℃にも耐えるといいます。
小型化したのは、栄養や気候から大きく成長できない亜高山帯に進出するためと考えられています、

 

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