宮津エコツアー · 6月 2013

6月 2013

上世屋橋のたもとに咲くタチアオイの向こうに斜陽がありました。

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花が日を仰ぐように咲くことから「仰日(アフヒ)」が転じた説、 神を饗応する日を意味する「饗ふ日(あふひ)」が転じた説、 万葉集の1首「・・・後も逢(あ)はむと 葵(あふひ)花咲く」から「逢日(アフヒ)」に由来する説と「日本辞典」氏は「アオイ」の語源を説明します。

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華々しいとはこの花のことをいうのかしら!と思うほどの語源説です。   ことほどさようにもともと絵心をそそる花、園芸家と画家がもっとあでやかにもっと美しくと協演しあって新しい品種が創出されてきたのだそうです。

今がマタタビの花の盛りです。

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これは、雄花でしょうか。

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花を食べてみましたら、大変辛かったです!花サラダにはつかえないとあきらめました(^.^)

花の近くの葉の表が白くなるのは葉体に粉がふいたりしているのではありません・葉の表皮を剥離させているからということです。

磨りガラスの理屈です。

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実の成る頃には、緑色になります。恐るべきマタタビ!

 

ブナ林の見える森本たんぼでも仲良しコウノトリ。

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この二人は娘ということですが、娘を追っかけて若者がやってくるかもしれません!

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営巣してくれたら、ブナ水の田にコウノトリ!

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最強の米ができそうですね(^.^)

大江山連峰は、なだらかな起伏と山容をもつ一連の峰群。

東端の赤岩山(669m)から杉山(697m)、鬼の岩屋(686m)、鍋塚(763m)、鳩ヶ峰(746m)、千丈ヶ嶽(832.5m)、西端の赤石山(736m)までが連峰。

天橋立の形成にはこの連峰が大きく貢献。この連峰を源流とする野田川が、世屋の高山(702m)とともに土砂を運んで形成されました。また、宮津市街の中心を流れる大手川もこの連峰が源流です。

 

宇野ヶ岳・杉山へ登る途中 ナメラと地元で呼ばれている地点からの天橋立遠望 (写真は上宮津・杉山ガイド部会の松本さん撮影)

DSCN1219ナメラより橋立 (2)

天橋立 小天橋から杉山方面を望む

 

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阿蘇海から大江山連邦(野田川の源流)遠望 (写真は白石さん撮影)P1020605 (2)阿蘇海・白石

 

 

 

6月9に歩いた時出会った花々です。茶屋ガ成を過ぎて少し行くと左手に白い花が目立ちます。
ヤマイバラで花はわずかな期間で、度々杉山に入ってもなかなかお目にかかりません。この日は運よく花盛りでした。

DSCN9591ヤマイバラ2アップ○

ヤマイバラ・・・・トゲが下向きになっていてすごく痛いが、花は綺麗です。

 

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全体はこんな感じすごい花付きです。

 

         DSCN9542シライトソウ

 林道よりナメラへ登る途中にシライトソウ(ユリ科)

 

    DSCN9559マルバフユイチゴ尾根でマルバフユイチゴ(バラ科)・・・初夏に花が咲き、秋に実が付くのになぜフユイチゴ?     

 

DSCN9555ツルアジサイツルアジサイ(ユキノシタ科 )  この白い花も満開の時にはなかなかお目にかかれない。

 

頂上の岩の上から満開のツルアジサイ

DSCN9573ツルアジサイ頂上少しアップ  見事に咲いていました。

 

       エゴノキ(エゴノキ科)    DSCN9578エゴノキ花

 下から葉を見ると葉脈が透けて見える。花は綺麗な花です。

 

            DSCN9560ホクリクタツナミソウ

  タツナミソウ(シソ科)・・・タツナミソウにはいろいろあるようですがこれはホクリクタツナミソウとか・・・・・

初夏に向けて杉山ではいろんな花が咲いています。ここに載せたのはほんの一部です。

仁王の里・網野町仲禅寺。

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ここには「安心して産卵していいよ、周辺の山を触ることもしないよ」とモリアオガエルに約束した池があります。

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久しぶりの雨の来た昨日から今朝にかけて、カエルたちが産卵行動を見せてくれていました(^.^)。

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仲禅寺にモリアオ池が整備された頃、豊岡では、コウノトリの復活にも取り組まれていました。

そのコウノトリを見学にいったおり、公園地図に「モリアオガエルの森」という地名があったのです。

そして、餌を採る池の側の林の木からはいくつも白い卵塊が下がっていました。

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仲禅寺にモリアオ池を整備しておけば網野の水田にコウノトリが飛来できるようになる、飛躍した発想ですが、生物多様性条約が結ばれたことを背景にして、真剣にそう主張してできた池でした。

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そのコウノトリが京丹後市の空を舞っています。

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カエルたちが命の歌をうたう池の近くの公園では、楽しそうににぎやかにカラフルなモリアオガエルたちが踊っていました。

 

山の里 少し紅さす 花見たり

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ヤマアジサイ、土がアルカリ性だと赤みを帯びた花、、酸性だと青い花と、、、まあ硬い話はおいといて(^.^)

赤みを帯びた花、ちょっぴりお酒を飲んだお姉ちゃん!

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青い花、

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梅雨の晴れ間の青い空!

 

オーストラリア戦を奇跡のフリーキックで追いついた朝、世屋の里にナデシコが一輪咲いていました。

ナデシコにはもう少し早く、つぼみはまだ堅いのです。不思議でした。

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コンフェデレーションカップ・ブラジル戦を翌朝にした夕べ、世屋のナデシコがもう一輪咲いていました。

奇跡への瑞兆なのかもしれません。

※ブラジル戦に完敗!これは、瑞兆ではなく、めげるな君たちは弱くない、立ち上がれ ファイト

そんなメッセージだったようです(^.^)サワ選手と宮間選手、なでしこジャパン復帰を祝ってのことだったのかも。

花弁の渦。

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渦の主は?

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川岸に咲くウツギです。

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川面に散ったウツギが小さな早瀬で舞うのでした。

今日はヤマボウシでお食事していきましょうと、ヒメヒラタアブさん。

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きょうはノビルさんちで「およばれ」!

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ちなみに このノビル、イギリスでは、Wild Onion・野生の玉葱。

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日本の古代食でもあって、 「 いざ子ども 野蒜摘みに 蒜摘みに  (古事記)」と応神天皇はよびかけられたそうです。

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