宮津エコツアー · 11月 2013

11月 2013

内山山塊から吹き出す雲。

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この道路の左手に阿蘇シーサイドパーク!
{公園用地(六・二ha)、総事業費は約三一億円程度全体計画事業の整備期間 約一〇年程度}

(www.kyoto-kensetsutimes.co.jp/…/kyoto2006-07-31-301.Htm)。

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与謝野町渾身のビッグプロジェクトとあって、なかなかの公園です。

日がくれるのに、子どもたちは帰ろうとしません。

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ウオーキングを楽しむ仲良し連れ。

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京都縦貫全線開通時の受け皿の一つにもなるのでしょう。
ちなみに、この公園造成のテーマは「人と人との交流、人と自然との共生」。

人と人との交流はともかく、「人と自然との共生」に関してはここにどんな中身があるのかな?状況を見る限り、、、!

ところで世屋の里・世屋高原休憩所周辺を整備できればと、取り組みかけています。
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サイズの上では比較にならないミニ!

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でも知恵を出せば濃い中身で光りを放つものができる気がします(^.^)

18日、阿蘇海の夕暮れ。内海では珍しいぐらい騒ぐ波にあたる夕陽。

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波乗りを楽しんでいるような鴨。

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天と地を結ぶスロープのような雲。

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土産(ウツク)しい!地球が今を生きている(^.^)

間違いようのない食菌、キクラゲ。

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コラーゲン、鉄分、ビタミンB2を豊富に含むということです。

ただし出回っている物は乾燥もの。天然の状態のをみて ぷにょぷにょ!ほんとクラゲ!と楽しませてくれるキノコです。ちなみに海の「クラゲ」は海月、山のクラゲは「木耳」と表記します。ほんとに木に耳が生えたようです。
木材腐朽菌の一種です。

マムシ草の実、液果です。

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完熟した果汁には少し甘みがあります、何でもやってみようと舐めた人の体験です!一つ目、大丈夫、蓚酸カルシュウムを大量に含まれているのですが、毒の抜けているのもあるようです。二つ目、それほどでも、三つ目、キター「無数の小さな針で舌を突き刺される感じ。痛い!激痛だ!とにかく、とんでもなく痛い。」少し青かったということ。

マムシ草の実はイノシシや熊でも手を出さないようです。けれども、じょうびたきという鳥は食べるそうです。様子を観察した人によると、完熟した物からついばんでいるようだということです。じょうびたきと専属の関係を結んでいるわけでもないでしょうが、どうなんでしょう(^.^)

さて、この計測したマムシ草。

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80数センチということ。1日に3~5センチ成長するのだそうです。 雌雄異株の多年草ではありますが、栄養状態によって雄花と雌花をいったり来たりすること、小バエを受粉に利用する花の仕掛けなど、とてもおもしろい草です。

 

「夕されば 物思ひ益る 見し人の 言問(ことと)ふすがた 面影にして」と笠女郎さん。

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(上 11/19江尻から)

「夕されば 物思ひ益る」は 夕暮れになると物思いが募ることよといつた意味です。

万葉から現代へ、時は移っても,日暮れの空を見る心はおなじですね。

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(上 11/19 府中付近)

ちなみに、彼女の心の見し人とはナデシコの歌人「大伴家持」さん。

「なでしこは 咲きて散りぬと人は言へど  我が標めし野の花にあらめやも」

なでしこは散った、心変わりしたと人は噂しているけれどそんなことはないですよね、の意味。

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世屋ナデシコは冬の足音を聞く今も咲いています(^.^)

初冬のひととき、大シデ顕彰碑付近は落葉広葉樹たちの色自慢スポットになります。

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黄色はウリハダカエデ

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紅い大きな葉はハウチワカエデ、小さな紅い葉はヤマモミジ、紅い風が吹いているよう!

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そして、明るい茶色はブナ。

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耳をすませば、銚子の滝の水音。

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(上 いずれも11/19)

谷から吹き上げる冷たい風がひときわ鮮やかに色づかせるのかもしれません。

日本海側の明日は雪、局地的に雷との予報をどこか楽しみにしていて、翌朝、内山の初冠雪を!と走ったところ、、、、

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(上 旧大宮第三小から)

「あてにした初雪どこに降ったやら」 世屋野蕪村

寒気は山を白く染めはしませんでしたが、イチョウは鮮やかに黄色く染めあげました。

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(上 スズ 冶金)

さて、イチョウといえば、ギンナンの混じったウンチの主は?と2013年11月6日 -ブログに書いたその主、やはり熊です。

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(上 世屋高原休憩所 裏 石垣)

明石市西林寺さんの目撃談として、「直径一メートルは裕にある銀杏の木の天辺にまでするすると登り、ぐらぐらとまるで小木をゆするかのように木をゆすって、軽々と直径20センチはあろうかという枝を折って、チュパチュパ音を立てて、まるでぶどうの実をすするように、銀杏の果肉を食べてゆうゆうと帰ってい」ったと、www.gankyoji.com/houwa-1.htm -さんが紹介されています。熊は、栗や柿やドングリ以外にもあの臭いギンナンの果肉も好き、ウソだと思ったら、このブログをご覧ください。

 

天気予報が日本海側の明日は雪、局地的に雷といっている日の大宮町 12:13。

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天気予報が日本海側の明日は雪、局地的に雷といっている日の世屋の里13:53。

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天気予報が日本海側の明日は雪、局地的に雷といっている日の西の空・阿蘇の海16:48。

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天気予報が日本海側の明日は雪、局地的に雷といっている日の北の空・大宮町 17:27。

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街路樹が美しい大宮バイパス。

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この木はフウ。フウは中国・台湾原産。漢字では、「楓」と書きます。

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日本読みは、「カエデ」。

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(上 下世屋 18日)

日本ではモミジを意味します。昔は葉の形が似ていて、同じものだろうと思われたのです。

漢字は同じでも意味する物は違う、似たようなことでは魚でも。例えばアユ。鮎と日本では書きます、なんでも神功皇后が朝鮮半島出兵にあたって占いのためにアユ釣りをされたので、魚偏に占。ところが、中国で「鮎」と言えば、「ナマズ」を意味するそうです。

「めっちゃええねん、ロケーションが!金治郎さんの立ってはるとこの。」

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「だってねぇ町の中で薪を背板で背負ってはったかて、なんか似あわはらへん!せまっくるしい鉄筋の谷間で。やっぱ、里やで山やで、空やで、そういうことでいうたら、この金さんのロケーション、日本一ちゃうか(^.^)」とおっしゃるかたもある上世屋分校跡地に立つ金さん。

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材もよし品もええと言われます。「二宮金次郎像」は一つのモデルとしては、世界で最多と言うことです。世屋の金さんは、どうゆう由来を持つのか、作者は地元の石工さんなのか、産地からの取り寄せ物なのか、ぼんやりと思っていましたら、 「現代に通じる危機管理のお手本、町興しの元祖として、上記の皆様と一緒にニノキン・ブームの再来を願って止まない」と「ニノキン像の系統」を研究されている《 湘南 研究所》さんのブログに行き当たりました。。

それによると、

「二宮金次郎像の意匠の系統は、たぶん「3つ」に集約されると思うんですよ。

1つは、最初に作られた「初号機」を元祖とする、関東系の「銅像」  2つ目は、愛知県の前芝小学校の「二号機」を元祖とする、中京系の「石像」  3つ目は、富山県の平和合金で作られた量産タイプを元祖とする、北陸系の「銅像」 」

とおっしゃいます。

世屋の金さんは、石像ですから、2つ目は、愛知県の前芝小学校の「二号機」を元祖とする、中京系の「石像」、このタイプは、「袴をはいていらして、左足前」型なのだそうです。世屋の金さんもそうです。    この型は「大正十三年に、廻船問屋を経営していた加藤六蔵と、その書生で彫刻の勉強をしていた藤原利平コンビによって設立された」ものだそうです。

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金さん、、、あんたは、愛知県生まれか?

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