宮津エコツアー · 3月 2015

3月 2015

◇フクジュソウ 冬から春へ 訣別ワカレ花、     世屋野蕪村

◇フクジュソウ  世屋では春のヒガンバナ  世屋野蕪村

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俳句や短歌などおよそ詩心のある人の数だけ作品がある花がフクジュソウ、といってもいいかも(^.^)

◇詩心の 数だけ咲けり フクジュソウ  世屋野蕪村

、、、、ということで、 「フクジュソウ賛歌」シリーズ!

□日溜の 雪より出でし 福寿草  貞吉直子

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□福寿草 日ざしもつとも 透く時刻  宮津昭彦

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■初孫の笑顔に似たり福寿草

■快復の証に植えし福寿草

■小さき佳き兆しにてあれ福寿草

■廃村の空にぎはしき福寿草

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■咲くときは二人が似合う福寿草
■雪の端に顔のぞかすや福寿草

※■印  櫂未知子の金曜俳句  週間金曜日 投稿句

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□  福寿草 まだ手もをけぬ 所より 千代女
□  たくはへし 月日を金に 福寿草 山田弘子

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□  水入の 水をやりけり 福寿草 子規
□朝日かげ さしの光の すがしさや 一群だちの 福寿草の花    島木赤彦
□福寿草を 縁のひかりに 置かしめて わが見つるときに 心は和ぎぬ  斉藤茂吉

などなど、、、

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◇世屋の春 宮津一なり フクジュソウ      世屋野蕪村

◇世屋の里 見にきてねーぇっと ふくじゅそう

フクジュソウ賛歌、季節の分かれ目に人生の節目にこれからも生まれつつ゛けていくのでしょう!

「ニワトコ」。

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対生する葉が、実に神妙。両手を広げて春の神を迎えていると古代の人は考えたのだそうです。春の活け花には欠かせない素材です。
ところで、八丈島、三宅島で「ミヤトコ」、伊豆大島で「ニヤット-」というそうです。それって方言だね!といいたいところですが、和名抄には、「ミヤッコギ・造木」という言葉が「ニワトコ」の古語、とあります。つまり「ミヤッコギ」が「ミヤッコ」→「ミヤトコ」→「ニヤトコ」→「ニワトコ」に転訛したものと考えられると。
方言は言葉の化石といわれることがあります。中央から地方へ広がった言葉が、中央では新しい言葉に変わったのに地方ではそのまま使われているというのがあるのです。東北と九州で同じ方言が使われている例もあるということです。

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君が行き 日(け)長くなりぬ 山たづの
迎へを行かむ 待つには待たじ
巻2-90 衣通王

( あなたをお送りしてから随分日にちが経ちました。
今すぐお迎えに上がります もうこれ以上待てません)

いい冬でした!

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なにいってんだ(`ヘ´)

[苦労]は人を豊かにします、、、

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あ、そう(^.^)

雪ばば様はあのやまをこえて北の國へお帰り。もうふらんでしょ、とどめの雪かき、おつかれさま!

さて、3月15日、春のお彼岸は一週間後のせやの里。

春はフキノトウに、、、

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春はフクジュソウに

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春は、おばあちゃんにも。82回目なんだそうです。

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ちなみに漢字「春」、

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これは、「日と人と三」の組み合わせ。「人と三」はもともと桑の枝の芽吹きの様子をあらわしているんだとか。日は1日1日ながくなり、強まる日差し、ことしもお蚕しごとをはじめられる、そんな喜びと緊張感を込めた文字、ということです。ということですから、藤織りの里世屋の「はる」は、「日」に「藤」をのせればいいのかもしれません。

砂の供給が減った天橋立。それを補うのがサンドバイパス工法。

 

昭和61年から実施され、土木学会技術賞を受賞した海岸浸食対策工法。

(写真は京都府資料より)

img013 今年の採砂量は、昨年の6,000㎥強より少ない4,900㎥。日置から2,400㎥、大天橋南端から2,500㎥。

 

大天橋南端からの採砂工事 平成27年2月4日

DSCN9363 採砂

 

船越(大天橋北端)浜への集積

DSCN9603 左同

養浜投入

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養浜状況

DSCN9607 砂浜

 

ツクシが顔を出している畑の畝にスズメたち。

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餌の少ない冬を乗り切り迎えた春(^.^)
◇雀の子そこのけそこのけお馬が通る
◇我ときて遊べや親のない雀   小林一茶

米作りと一緒に日本に渡ってきて米作り環境に対応した鳥、スズメ。
■冬雀里に集り里に和す  村越化石

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が、群れが心なしかちいさい!

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「1.巣を作る場所」、「2.子育て」、「3.巣立った雛の生活」、「4.冬越しの体力」など生育に大事なことがどうなのかを思えば高度経済成長以来の農村の変化に対応するのが困難だったことは想像できます。
ツクシ萌 親と子ならん この6羽        世屋野蕪村

、、、、、、親と子どものファミリーた゛ったら嬉しいんですけれど、、

雪溶けの 畑に溢れよ スズメたち       世屋野蕪村

ご当地観光ラッピングバス!

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いってみようか、かってみようか、吸引力影響力はけっこうあります。郷土の誇りも地域の一体感も醸成されます。

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さてこの交通広告、制作費では 大型・中型 ラッピングシート出力・貼り加工 1台 800,000 という数字が見えます。制作期間は およそ20日。

丹後でも。

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新たに企画中!

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ではこれを買い切って宣伝に、となると、東京都では年間料金特A 2,160,000円 特S 4,320,000円。それくらい高い効果。

そこで、、

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里山世屋を特S企画でラッピングして、、、東京都内を走り回らせるといいんんじゃないですかねぇ、

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どこどこ?いこいこ!となるに違いない(^.^)

へしこ風味のポテトチップス!

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「押し合いへし合い」というのは、満員となり ごった返し大混雑すること。無理矢理押し込むことをへしこむ【圧し込む】といいました
さて、へしこは若狭丹後のご当地食品、鯖のぬか漬。それを「へしこ」というのは、重石をのせ圧力をかけて魚を樽に漬け込んで作るからだと。

※ この話、NHK「ええとこ」で伊根向井酒造の「くにちゃん」の゛旅人藤岡弘さんへの高熱解説で世にひろまる(^.^)

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さらに、ドレッシング!

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『「へしこ」は福井県若狭のソウルフードです。』パッケージもなかなか。三方五湖の道の駅でです。手に取らない訳にはいかないじゃないですか。若狭自動車道の全線開通に合わせ熱心に商品開発が行われていることを感じさせられました。

そこで、提案マン、どうなんでしょう、ゆるキャラ「へしこン」というのは(^.^)

 

この田の水があるのは、あの山がふった雨水を蓄えてくれているから、 IMG_4712

この田のお百姓は、毎年食味ランキング特Aの米を穫る!

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( ↑ さんとよ トイレ) それというのもあの山の土が豊かなミネラルを溶かした水を流してくれるから! IMG_4713

~ほんとうにって?~ 五十河の里をながれるのはブナ林からうまれたての水。 IMG_3373

、、、、、、、ところで、五十河小町公園で以前そば屋だったこの建物、 IMG_3365

そのブナ米を食べていただこうという施設に、りニューアルオープンするのだそうです IMG_3359

しかも、経営は、集落で株式会社を立ち上げて。村の将来をかけた決断ということでした。

イカリソウ、

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日本海側のものは冬季も葉を保つのでトキワイカリソウ。

さて、ヒツジ歳のことし、売り出しそうなのがこれ!なにしろ生薬名、「淫羊藿」、“一日に百回も交尾する羊が食べていた草”。但し、これは中国での話。羊は寒冷な気候を好む羊は湿潤な日本にはなじまず、飼育の歴史は明治になってからといいます。

日本産のイカリソウもそういう成分を持っているそうで、和淫羊藿と呼ばれています。薬酒として利用され 神経衰弱、健忘症、更年期の諸症状などにも効果を期待して飲用されると言うことです。

ふと思ったんですが、「竹茶」とブレンドしたお茶にしてみたらどうなんでしょうねぇ。

魚おるかい?シー!

気配を消して獲物を待ち伏せるアオサギ、

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哲学者めいてなかなかいいものです。
嘴がピンク色、繁殖期の特徴なのだそうです。

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山の堤のこの止まり木、なかなかの待ち伏せスポットのようで、入れ替わりたちかわりお客さんがあります。

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